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11月, 2021の投稿を表示しています

ソフトテニスの進化が生んだ新たな道具

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 ようやく足の骨折も癒て、テニスやソフトテニスを最近は楽しんでいます。スポーツの秋を1ヶ月余り離脱するかなりのタイムロスになりましたが、その分晩秋の今、スポーツができなかった10月から11月の分を取り戻すべくスポーツに興じています。  たまには部活動に関することも書きます。今回は私が中学校の部活動で顧問をしているソフトテニスについての記事です。でも、なんとなく美術教育にも話をつなげてみます。美術教師としての職業病ですね。というよりも、美術というものがそういうものにもつながる可能性をもった現象であると言えます。 調子の波があった現役時代から指導者初期  私はソフトテニスを中学校と高校(2年で退部)でやっていました。高校2年でやめてしまてしまったのは自分自身の成長が鈍くなり、相対的に周りの選手が強くなったことにより、試合で勝てなくなってモチベーションが低下したためです。何度か調子を掴んで良い結果を得られることもありましたが、そういう状態は長続きせず、すぐにプレーの精彩を欠くことを繰り返していたため、ソフトテニスをすることへのストレスが爆発してしまい、当時キャプテンを務めていたにも関わらず2年性の10月に退部しました。なので、私にとってソフトテニスはトラウマにも近いような感覚で、私が教師を始めた時の部活動の優先順位は1:美術、2:野球、3:ソフトテニスで申告を出していました。  結果的に1年目は美術部の顧問でしたが、2年目はソフトテニス部に指導できる人がいないということで、当時は非常勤を兼ねる町の教育職員という立場でソフトテニスを指導することになりました。  しかし、私自身ソフトテニスへの悪いイメージを克服できていなかったので、指導する立場でありながら調子に大きな何があり、球出しさえまともにできない状況になることもありました。当時はボールを打つことへの若干の恐怖感さえあるような状態で、またまたソフトテニスに苦しめられる日々が続きました。  しかし、指導者としてソフトテニスと向き合っていると、それまで見えていなかった部分が色々と見えてきて、特に体の使い方やラケットと体の関係への理解が深まっていきました。それまで現役時代は感覚でやっていた部分が沢山あり、私は野球を小学校の頃にやっていたので、その延長線上でソフトテニスをやっているような状態でした。野球は打つ、投げる、走る、捕る

Google Formsを用いたテスト対策問題 〜フィードバックの充実とゲーム的感覚で主体的学習につなげる〜

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 今回はGoogle Formsを用いたテスト対策問題について紹介します。  私自身は美術の教員で、美術科ではテストよりもレポートの方が適していると考え、以前にも美術でレポートを作成することの意義について記事を書いたことがあります。「 期末課題にレポート作成 」  実際に私が勤務する学校では昨年までは1学期、2学期、3学期全ての学期末に美術のテストを行っていたものを、今年からレポート式を取り入れ、1学期と3学期はレポート、2学期のみ定期テストという形に変更してもらいました。本当は全てレポートにしたかったのですが、いきなり全ては学校として難しいということだったので段階的に変える事になった次第です。  ただ、テストを作成するからには生徒にしっかり知識を定着させてもらいたいと考えています。美術においても知識は大切であり、学力として身につけるべきものであることはレポート推奨派の私も肯定的に考えています。美術の作品や制作年を丸暗記することはほとんど意味がないことかもしれませんが、ピカソという画家がいて、彼がキュビスムやコラージュによって表現の幅を広げ、絵画の意味をより深いものにしたことなど、「ピカソ」「キュビスム」「コラージュ」にはただ言葉を覚えること以上に様々な表現や哲学的な諸要素が絡むため、これらの言葉をキーワードとして身につけておくことは大変意味のあることです。このような 美術を通して考える力をつけることにつながる知識を生徒たちにはテストの機会に定着させたい ところです。  生徒の学力定着については最終的には生徒自身が勉強するかどうかの問題になりますが、学力が定着するかどうかの要素を決める大部分は教育している側にあります。だからこそ、生徒の学びが向上するように、教員は日々研究と修養に努めることが教育基本法に定められていますし、少しでも知識が身についた状態でテストを受けられるようにするのが教員として大切な使命だと思います。 Google Formsだからこそできること   今回テスト対策問題をGoogle Formsを利用してできるようにしたのは、生徒が知識の定着を図る上で非常に有効なツールであると判断したためです 。私はこれまでにも知識整理プリントというものをテスト前には発行して、テスト勉強に役立てられるようにしてきました。しかし、ビジュアル勝負の美術で白黒の画像、言葉

ステンシル版画で年賀状作成 2022年に向けての準備

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  今年も残りあと1ヶ月半になりましたね。1年が経つのは早いもので、もう2021年が10ヶ月も過ぎたのかと思うと、今年もラストスパートをかましていきたいと感じる今日この頃です。今回は1年の締めくくりとして毎年制作しているステンシル版画での年賀状作成について紹介します。もし、今回の記事を見て、「ステンシル版画を自分もやってみよう」と思ってもらえる方がいれば嬉しいです。  11月下旬から12月下旬までの1ヶ月はこの時期は教員としても忙しい時期で、学期末考査や評定入力、通知表の作成など、かなりのハードワークをすることになります。そんな忙しい時期に担当している生徒に年賀状を書こうものなら火に油を注ぐような状況ですね。  私はこれまで担任になってから継続して自分の担当する生徒に年賀状を送ってきました。そして、美術教員ということで年賀状には版画で着彩をして、1枚1枚手作りのものを作成してきました。美術教員としてのプライドの高さはベジータ王子レベルです。  ただ、私が作成する版画はステンシル版画で、この版画については以前にも教材( https://art-educator-tatsuwaki-serendipities.blogspot.com/2021/02/blog-post.html )で紹介したり、ステンシル版画に関する記事を最近たくさん書いたりしていますが、 とても簡単に遊び感覚でできる版画なので、30〜40枚の版画をする事になりますが、決して「苦労」というものではなく、「色の実験・研究」としての側面がとても強い ので、これまで継続してやってこられたのだと感じています。  ステンシル版画は切り絵の図版を作成し、それを利用して着彩するので、版画としての楽しみだけでなく、切り絵としての楽しみもあります。下書きをして、マーカーで線をはっきりさせてからカッターで切り抜くと、下がきの時は拙いような印象の絵であったとしても、切り抜いて現れる図版はとても力強い線と明快な形になり格好良く見えます。まさに切り絵のマジックです。切り絵を作成している最中は無心で切り抜く事になるので、この作業は瞑想のようなマインドフルネスの側面もありますし、単純作業なので何か動画の音声などを聴きながら作業するのも良いかもしれません。  切り絵が完了して葉書にセットしたら着彩です。スポンジやスパッタリング(絵具

授業で利用したGoogleスライドを学力定着と主体的な学びに役立てる

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  今回はGoogleスライドの活用法について紹介します。今年、私は学校のICT教育担当としてGIGAスクール構想を進めていかなければいけないので、日々Google Workspaceの活用について試行錯誤していますが、今年度も半分を過ぎ、毎日授業でChromebookを活用したり、他校の先生とGoogle Chromeで連携したりしていると、このサービスの魅力がますます分かるようになってきました。  学校の現場はICT化が遅れているだけでなく、そもそも教員の多くがICTに不慣れであるため、GIGAスクール構想に関するような先進的なことに積極的な人は少数派で、学校によるGIGAスクール構想の取り組み格差もかなり出てきている状況です。  ICT担当として感じるのは、 「分からなくてもとりあえず使ってみる」というのが大事 だということです。私自身、元々は超アナログ人間で大学に入るまでほとんどパソコンに触れたことがないような状態で、授業でパソコンを使うたびに周りの人に助けられている状態でした。 現在はMacBookやsurface、iPadが欠くことのできないものになりましたが、こういったものを使い始めたのは30歳ぐらいからで、全く専門家というわけではありません 。正直今年の人事で私がICT担当になるというのは藪から棒な話でした。「もっとICTに詳しい人がいるやろ!自分はICTの詳しい部分には疎いから困る!」という思いがありましたが、何事もやってみないと分からないですし、30代半ばの今ならまだ新しいことにもなんとか力を注いでチャレンジできるということで、今年はICT担当として研究と修養、実践の日々です。 広がるGoogleスライドの活用法  今回私が紹介するGoogleスライドの活用法としては、これまでに振り返り活動( https://art-educator-tatsuwaki-serendipities.blogspot.com/2021/05/google-classroom.html )や作品鑑賞会での鑑賞シート、学習内容の説明などに活用してきました。学習内容の説明ではこれまでPowerPointを使うのが一般的だったと思いますが、Google Workspaceを利用するようになって、Googleスライドの方が連携がスムーズなので、私はパワーポイントで作っていた