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夏(休み)に行いたいネガティブ・ケイパビリティを伸ばす活動

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 夏休みが始まって早くも1週間が経ちました。私はこの1週間に岡山県総合体育大会、三者懇談、中教研の研修、午前ソフトテニス部・午後美術部の活動のためほとんど休みがない生活を変わらず送っています(苦笑)。  今日は仕事が入っていないので、久しぶりにゆっくりする時間が取れて夏休みらしい生活を少しは送ることができています(土日に休むのは普段と何ら変わりがありませんが…)が、やらなければいけないことは学校の通常の業務以外にも色々とあるので、寸暇を見つけてこうしてブログを書いています。  なかなか休む暇もないぐらいに忙しい夏休みではありますが、それでも普段に比べると多少は自分のやりたいことにも取り組めるということで、今回は夏に行いたいネガティブ・ケイパビリティを伸ばす活動について考えをまとめてみました。ネガティブ・ケイパビリティとは「すぐに答えを求めず、困難なことや不確実なことに耐えて、粘り強く考えたり、行動したりする力」のことで、VUCAと呼ばれる現代の状況において、非常に大切な力として認識されるようになってきました。私の勤務校でもネガティブ・ケイパビリティを大切にした教育に取り組んでいこうとしています。  私は普段の教育活動や自分自身の生活から、ネガティブ・ケイパビリティを伸ばす機会や環境を充実させることが大切であると考え、教材研究や部活指導、日々の習慣づくりに反映させてきました。  今回まとめる内容は教育活動だけでなく、普段の生活にも生かせることが多いと思うので、参考にできるものがあれば幸いです。 1 心身を健康に保つ適度な運動  夏休みは普段よりも職場にいる時間が短いため、運動をする時間を増やすことができます。私は以前にもブログで書いたことがありますが、夏休み期間はランニングに出かけやすくなるため、1年間でも一番走行距離が伸びる時期です。夏にランニングするのは率直にハードですが、家に帰ったら冷水シャワーで汗を気持ちよく流したり、心地よいエアコンの部屋が待っていることを考えたりすると、辛いランニングにも耐えることができます。ランニングをしている最中はひたすら苦しさと戦うのみですが、いつかこの苦しさから解放されて快感が得られると思うと、無心で走ることができますし、案外あっという間に予定していたランニングを終えることができます。ちなみに、私は比較的涼しい朝であればランニングの...

テニスのポータブルネットの修復アイディア

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 今回は久しぶりに部活動関係の話題です。私は教諭になってから一貫してソフトテニス部の顧問をしてきました。美術部との掛け持ちも常にしていて、3年目までは美術部の主顧問、それ以降はソフトテニスで主顧問をしています。部活動の地域移行、地域展開が言われている中ではありますが、私自身は可能な範囲(きまりに則ってという意味)で部活動をしています。私にとっては美術教育と同じぐらい熱を込めて活動できるのがソフトテニス部の活動です。  今回は練習道具のポータブルネットの修復について紹介します。ポータブルネットを使えば練習場所を広げることができ、グラウンドに置けばラリーの練習もできるため、練習効率を上げることができる重要なアイテムです。私の勤務校は600人以上のそこそこ大規模校であるにも関わらず、テニスコートは2面しかなく、ほぼ同規模の隣の学校であれば大体3面以上あることを考えると、非常に限られた環境で練習をしていることになります。近くに市営のコートもないため、この限られた環境で部活動をするしかありません。この様な環境においてポータブルネットは非常に重要な役割を果たします。  ただ、このアイテム、それほど長持ちするものでもなく、毎日使っていると数年で使い物にならないような状態にまで劣化します。価格も2万円近くするので、生徒会予算の部費で安易に購入するわけにもいきません。なので、限られた予算で効果的に修復する方法について考えました。 塩化ビニルパイプとコンクリートスタンドの利用  劣化したポータブルネットはネットを引っ張るゴムが切れたり、ゴムの引っ張る力が弱くなったりで、ネットが垂れるようになります。これでは本来107cmあるネットの高さを考えると、練習になりません。  そこで、今回用意したのが塩化ビニルパイプ(1m)を2本と、旗を立てる際に使えるコンクリートスタンドです。合わせて3000円程度(コンクリートスタンドは良いものであれば1つ1500円ぐらいするので合計4000円程度)で準備できます。  塩化ビニルパイプにポータブルネットの鉄ポールを通し、ネットを引っ張るゴムが鉄ポールから抜けないようにした状態にしてネットを張れば本来のネットの高さにかなり近い状態に戻すことができました。ネットの両端は塩化ビニルパイプにちょうど被せられるようになっているので好都合です。  鉄パイプよりも塩ビパ...

中学生の総合体育大会と部活動について思うこと

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 今の時期は全国各地で中学校の総合体育大会が行われていると思います。私の勤務する倉敷市でも、今週末から備南東地区の大会が開催され、3年生は最後の総合体育大会に出場して熱い試合を繰り広げていることと思います。  私が担当するソフトテニス部も団体・個人共に出場し、今日ブログを書いている時点で団体戦が終わり、個人戦1日目(ベスト32が決定)が終了しています。もう1日大会は残っていますが、今年の総体の振り返りと、この大会の意義と部活動に意義について考えたことをまとめておきたいと思います。 2年連続で団体の県大会出場を逃す  昨年、力のあるチーム(シード校)でありながら団体戦で1回戦負けした悪夢が、今年も再び起きてしまいました。今年は新人戦で3位に入り、第3シードで総体を迎えたのですが、今年度から参戦したクラブチーム(実力はあるも、ポイントを持っていないためノーシード)に2回戦で当たり、激戦の末1−2(団体は7ゲームの3対戦)で敗れました。1勝1敗で迎えた3対戦目、一時マッチポイントを握りながらも、勝ちきれず、ゲームポイントで追いつかれ、ファイナルゲームで負けました。昨年も似たような形で負けたので、とても悔しい思いをすることになりました。  私たちのチームに勝利した相手チームは、結局その後第2シードの学校も破り、決勝進出。最終的に2位だったことを考えると、勝てなかったこと自体は非常に残念でしたが、チームとしては決して悪い状態ではなかったと言えます。それゆえに、県大会に出場できずに団体としての戦いが終了してしまったことに勿体なさを感じます。しかし、勝負の世界ではこういうことはよくあることで、これが悔しさのバネとなって今後の生活にプラスになってくれることを願っています。 敗れはしたものの良いチームになれたこと  敗退したことは本当に悔しいことでしたが、相手も実力があり、激闘の末に負けたわけなので、試合後は敗戦のショックはありつつも、清々しさもあり、それほどチームの雰囲気はネガティブなものではなかったのが救いでした。選手も応援も死力を尽くし、100%以上の力を振り絞っていましたし、相手も負けじとプレーしていたので、応援と感動が混ざり合った言葉に表せないような試合状況となりました。本当に勝ちたい気持ちがぶつかり合い、とてつもない熱気がコートを包んでいる状態でした。そして、試合後はお互...

総合体育大会で考えたこと

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 今週末は備南東地区の総合体育大会が行われ、私もソフトテニス部の顧問として引率してきました。3年生にとっては最後の総合体育大会でこれまでの練習の成果を発揮する最高の大舞台であり、中体連が主催する県大会、中国大会、全国大会につながる唯一の大会ということで 選手は敗退する最後の一球まで全力でプレーをする熱い大会です。  今回、この大会の中で改めて考えさせられることがたくさんあり、部活動の意義についてさらに認識を深めることができたと感じています。こういう経験あってこそより良い教育についても考える機会になるので、今回考察したことをまとめてみました。 「勝ち負けが全てではない」を深掘りする  最後の大きな大会ゆえに、出場する選手、特に3年生のほとんどが貪欲に勝利を目指してプレーします。もちろん勝負なので必ず勝ち負けがつきますし、強い選手が敗れて県大会を逃してしまう波乱も起きます。  良い結果を得たいという思いはあっても、勝ち負けが全てではないという話は多くの人に共通理解されている価値観ではありますが、そのことが当たり前過ぎてその言葉の意味について深い認識をもつに至っていないケースが多いように思えます。それは毎年新たに認識を更新する学びを得られている自分自身にも当てはまることです。そして、今回の大会では特に大きな学びがあり、こうして記事を書くに至っています。  私が担当するソフトテニス部の団体チームは良い選手が揃っており、岡山県のチームの中でもかなり上位のレベルに達している手応えが大会前にはありました。春の大会や練習試合でも県でベスト4に入る上位の学校と互角の試合ができていたので、第8シードで臨む今回の団体戦ではベスト4をかけた試合で第1シードの学校を倒すことを目標に取り組んできました。ここで優勝すれば県大会、そして中国大会も視野に入ってきます。  そして迎えた団体戦の初戦。シード校ではないものの、かなりの力を持った学校と対戦し、3−4(負)、4−1(勝)、3番勝負となった3試合目が3−4(負)で1対2の初戦敗退となりました。たくさんの試合をして長い1日になると考えていましたが、団体チームの挑戦は早々と終了してしまいました。  負けた二つの試合に関して言うと、本来の力を発揮できずに苦しい展開となりながらも粘り強く戦った末にいずれも最終ゲームで負けてしまったのでとても悔しい結果で...

部活動の果たす役割 〜非認知能力を育む重要な場〜

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 現在、部活動の地域移行を目指して日本の各地で取り組みが行われています。倉敷市はまだまだ地域移行ができるような状況ではありませんが、いずれ教師の多くがこれまでのように生徒の活動に携わることはなくなっていきます。  私自身は自身の専門であるソフトテニスの顧問を一貫してさせてもらっていて部活動に主体的に取り組むことができていますが、専門外の先生が顧問を担当しているケースは少なくありませんし、部活動によって拘束される時間があまりに長いことから教師が部活動をすることに問題を感じている人は多くいます。このことが部活動地域移行の要因の1つになっており、私も部活動が教師の過度の負担になっており、早急に解決しなければいけない問題であると感じています。  本当は行政が部活動の地域移行に向けて具体的な取り組みを行い、学校と生徒、部活動、地域の新しい関係をつくっていくべきところですが、待っていても変化はなかなか起こらないということで、私は部活動支援員を雇ったり、クラブ活動を斡旋したり、地域移行に向けて地盤を作っています。少しずつではあっても地域移行に向けた形を作っていけばそれが連鎖して大きな動きになればと思います。  ただ、私はなんでもかんでも学校から地域に丸投げして良いものではないと考えています。もちろん、地域の人材を生かして部活動をクラブ化するメリットはたくさんあり、スポーツや芸術の更なるレベル向上につながることと思います。しかし、私はそれによってこれまで部活動が果たしてきた大切な役割である 「スポーツや芸術を愛好する心情を育てたり、仲間と協力して達成したり成長したりするウェルビーイングにつながる経験」 がこれまでに比べて限定的なものになりかねないことを危惧しています。もちろん、部活動といっても、これまでにも結果主義で生徒にとって心を育むような経験ができないようなケースもたくさんあったと思いますが、主体性を重んじる学校教育の時代において、部活動も生徒の主体性が尊重されるものとなり、昔に比べて生徒が顧問の体罰や高圧的な態度に恐れながら活動をするようなケースは少なくなっています。   生徒が主体性を発揮して取り組める部活動は豊かな経験と成長に貢献する大変重要な意味を持つものであり、非認知能力(コミュニケーション能力や物事に感動したり興味をもって取り組んだりする力)を育てる重要な働きがある...

卒業シーズンに使えるステンシルのデザイン

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 卒業式の時期ですね。私が勤務する中学校でも来週卒業式を迎えます。卒業生には素晴らしい思い出と共に学校を後にしてほしいと皆思っていることだと思います。  今回は私が部活動の顧問として一貫して取り組んできた卒業記念品作成について紹介します。手軽にできる方法なので、手作りで送別の品を作成したいという方にとって参考になるものとなれば嬉しいです。 ステンシルで表紙にデザインを施す  私はソフトテニス部の顧問として、卒業式前日に3年生の部員にメッセージカードを渡してきました。メッセージカード(色画用紙でテニスラケットの形に切り抜いています)には在校生と顧問からのメッセージと卒業生の写真、引退試合で撮影した部員の集合写真を貼り付けて、ちょっとしたアルバムのような状態にしたものを作成します。少々手間はかかりますが、卒業生がもらって嬉しくなるものには仕上げるようにしています。  このメッセージカードは普通の画用紙を使っているため、内側は写真やメッセージで華やかになりますが、外側はデフォルトでは当然無地の状態なので何かデザインを施す必要があります。昔は名前を切り絵にして中のページが透けるものを作成したこともありますが、これは労力を半端なく使うため、卒業生が多い場合は大変な時間を要すことになってしまいサスティナブルとは言えません。部員が多い場合は1学年で20名近い場合もあるため、そういう場合でも時間をかけず、かつ質の高いものができる方法を考える必要がありました。  そのような中で生まれたのがステンシルを活用した表紙デザインです。多くの部活動でチームの合言葉や象徴となる言葉を持っており、それを部活動Tシャツのデザインに利用していると思いますが、それを ステンシルで1つ作成しておけば、それを利用していくらでも複製することができます 。  ステンシルの良いところは、スパッタリングで着彩すれば誰でも綺麗にデザインを施すことができるところにあります。スパッタリングであれば色が濁りにくいため、好きな色を選択してあとはブラシと網で色をスプレーのように飛ばすだけ。作業しているだけでも結構楽しめます。毎日やるとなるとストレスかもしれませんが、たまにするぐらいなら楽しく色遊びの感覚でできます。  手軽にできるステンシルによるデザインですが、見栄え的には十分です。私の場合は画用紙を利用していますが、一般的な...

新人戦の地区予選が終了 〜部活動顧問として思うこと〜

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 先週と今週は新人戦の地区予選が行われ、私が顧問を務める男子ソフトテニス部は個人で1ペアがベスト16と32(代表決定戦敗退)、団体は残念ながら代表決定戦敗退という結果で、11月にある岡山県大会には個人で1ペアが参加するという地区予選の結果になりました。  新チームが始まって初の大きな大会である今回の新人戦は夏のシード決めの大会の結果からすると団体でベスト4以上、個人で3ペアが県大会出場というのが現実的な目標だったので、率直にかなり悔しい結果でしたし、私以上に選手は悔しい思いをしたのではないかと思います。  ただ、昨年は個人も団体も新人戦で県大会に出場することはできず、早々に敗退したにも関わらず、今年の夏の総合体育大会では団体で県大会に進ことができたので、新人戦の悔しさをバネにこれから練習に励めば、最後の大会で嬉しい結果を手に入れることもできると思うので、今回の結果をむしろ良い機会に考えたいと思います。  今回は新人戦の地区大会が不本意な結果に終わったものの、ポジティブに考えることができるポイントや部活動の在り方について考えることがあったので、簡単にまとめてみました。 中学生は伸び盛り 悔しい思いをすることで課題と向き合える  今回の大会では他校の有力選手の大勢が県大会を逃し、逆に夏のシード決めの大会から躍進した選手が目立ちました。中学生のこの時期は伸び盛りであると同時に、まだプレーが安定していないことから、波乱はつきものです。  今回、惜しくも県大会を逃した選手はこれから自分自身の課題と向き合い、プレーの向上に努めることでしょう。そう考えると、 この時期に敗退したことは決してマイナスではなく、先のことを考えるとむしろプラスになることも多くある と思います。  地区大会、県大会、さらにその上の中国大会など、大会が続いていると試合に向けた調整がメインになるため、練習試合や校内試合が多くなるなど、基礎練習の割合が低くなってしまいます。そのような中で、課題があると分かりつつも、誤魔化しながらプレーするという状態が続いてしまうことも多いです。 レベルアップを図るのであれば、課題を解決するためにフォームやプレースタイルにメスを入れる必要がありますし、伸び盛りの中学生であれば、根本的な課題解決は早い方が良い でしょう。  なので、地区予選で敗退したことで試合のことは一旦忘れ、基礎...

部活動との付き合いについて 〜メリットと課題〜

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  部活動の地域移行の話をよく見かける昨今ですね。なかなかこの話もスムーズに進んでいるわけではありませんが、現段階で教員の労働形態が部活動によって現代の基準に則したものではなくなっているので、遠くない将来部活動が地域のものになっていくことは確実と見て良いと思います。学校と部活動の接点が残る可能性も十分にありますが、少なくとも、これまでより地域色が強くなるのは間違いないでしょう。  そのような地域移行の中で、自分自身がどのように部活動と関わっていくべきかについて最近よく考えているので、今回は、気の向くままに記事にまとめてみたいと思います。 部活動はスポーツを楽しむ場と考える  結論から言うと、私にとっては部活動に携わるメリットが現段階でもデメリットを上回るため、部活動が教師の任意であったり、ボランティア(休日の練習は部活動手当が支給されるためボランティアではありません)であったとしても部活動に携わり続けていくと思います。なぜなら、今でも施設開放で地域に開放している時でも生徒や大人と一緒にソフトテニスを楽しんでいるためです。  もし部活動が勝利至上主義であったり、顧問や監督の絶対的な権力の中で運営されるような状態であれば、部活動の雰囲気は非常に緊張したものになり、本来楽しむことが大切な要素になるはずのスポーツや芸術がストレスの対象になってしまいます。科学的にはストレス自体が健康に害を及ぼすものではなく、ストレスと上手に付き合っていくことでメリハリのある健全な生活ができるというケリー・マクゴニガルの研究もあるぐらいなので、 プレーや体力の向上のために適度に壁を乗り越えていける状況は良い環境であり、部活動はそのような場として重要な存在意義を持っている と言えます。部活動は日常的に達成感が味わえる場所であるため、そのようなマインドセットを顧問や部員が持つことができていれば、自然と健全な部活動になっていくと私は考えています。  生徒がソフトテニスをより好きになってもらえるようにサポートするのが顧問としての私の役目なので、基本的な技術の習得に必要なティーチングや、個々のプレーヤーに必要な部分をメタ認知させるコーチングだけでなく、生徒と一緒に打ち合ったり、デモンストレーションを見せたりすることもあります。昔は部を一つにまとめるために威圧的に指導することもありましたが、最近は...

部活動通信、GoogleサイトとGoogleフォームを活用した部活動地域移行に向けた人材集め

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  2023年度から2025年度末までに部活動の地域移行ができるよう、現在各自治体で準備が進められていると思います。しかし、地域によってはほとんど何の動きもない状態のまま時間が過ぎてしまっているところもあると思います。実際に私の自治体では「2025年度までには地域に移行する」という言葉しか聞くことができず、その具体的な進め方については何も知らされていない状態です。このままでは地域移行は先延ばしの連続になるかもしれません。 今必要なのは具体的な取り組みであり、少しずつでも変化を起こしていくことです 。今回は、私が担当する部活動で実際に地域移行に向けて取り組んでいることを紹介します。読んでくださった方に参考になれば幸いです。  地域移行するために大きな問題となっているのが、指導者の人材確保ではないかと思います。地域移行にあたっては、指導に対する金銭面での調整も必要になってきますが、 まずは人材が確保の見通しが立っていなければ何も始まらないと思います 。  私は人材を集めるために部活動通信、GoogleサイトなどによるHPの運営、Googleフォームを活用した募集アンケートを活用することが有効であると考えました。本来であれば、学校単位や市の教育委員会レベルで動くべきだと思いますし、実際に管理職にも相談しましたが、学校としてはやらずに、まず部で動いてみてほしいと言われたので、私が担当するソフトテニス部で募集の働きかけに取り組んでみました。 部活動通信で宣伝  私は過去3年間部活動通信を毎月発行しています。部活動の情報を地域に提供し、練習や試合を保護者の方にも見に来てもらう機会を作っていると、自然と練習の手伝いをしてくださる方が出てきたり、競技の経験がある方であれば外部指導コーチになって下さったりします。  3年前まで勤めていた前任校ではたくさんの地域の方に協力していただくことができ、外部指導コーチだけでなく、保護者が地域のコートを借りて大人も混じる形で地域の練習が行われる状態になっていました。ソフトテニスが好きな人が集まって、大人と中学生、時に高校生が混じる「地域練習」は部活動やスポーツクラブのようなシステマティックな練習にはなりませんが、部活動の地域移行という視点では大切なのではないかと考えています。   部活動で一緒に楽しみつつ、生徒の成長を応援してくれる人を増...

ソフトテニスの進化が生んだ新たな道具

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 ようやく足の骨折も癒て、テニスやソフトテニスを最近は楽しんでいます。スポーツの秋を1ヶ月余り離脱するかなりのタイムロスになりましたが、その分晩秋の今、スポーツができなかった10月から11月の分を取り戻すべくスポーツに興じています。  たまには部活動に関することも書きます。今回は私が中学校の部活動で顧問をしているソフトテニスについての記事です。でも、なんとなく美術教育にも話をつなげてみます。美術教師としての職業病ですね。というよりも、美術というものがそういうものにもつながる可能性をもった現象であると言えます。 調子の波があった現役時代から指導者初期  私はソフトテニスを中学校と高校(2年で退部)でやっていました。高校2年でやめてしまてしまったのは自分自身の成長が鈍くなり、相対的に周りの選手が強くなったことにより、試合で勝てなくなってモチベーションが低下したためです。何度か調子を掴んで良い結果を得られることもありましたが、そういう状態は長続きせず、すぐにプレーの精彩を欠くことを繰り返していたため、ソフトテニスをすることへのストレスが爆発してしまい、当時キャプテンを務めていたにも関わらず2年性の10月に退部しました。なので、私にとってソフトテニスはトラウマにも近いような感覚で、私が教師を始めた時の部活動の優先順位は1:美術、2:野球、3:ソフトテニスで申告を出していました。  結果的に1年目は美術部の顧問でしたが、2年目はソフトテニス部に指導できる人がいないということで、当時は非常勤を兼ねる町の教育職員という立場でソフトテニスを指導することになりました。  しかし、私自身ソフトテニスへの悪いイメージを克服できていなかったので、指導する立場でありながら調子に大きな何があり、球出しさえまともにできない状況になることもありました。当時はボールを打つことへの若干の恐怖感さえあるような状態で、またまたソフトテニスに苦しめられる日々が続きました。  しかし、指導者としてソフトテニスと向き合っていると、それまで見えていなかった部分が色々と見えてきて、特に体の使い方やラケットと体の関係への理解が深まっていきました。それまで現役時代は感覚でやっていた部分が沢山あり、私は野球を小学校の頃にやっていたので、その延長線上でソフトテニスをやっているような状態でした。野球は打つ、投げる、走...

部活動の在り方について考える Vol.2 顧問としてできる環境面でのサポート

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  前回に引き続き「部活動の在り方について考える」内容で、今回は「顧問としてできる環境面でのサポート」について記事を書きます。  生徒の主体的な活動を支えるために、顧問には環境の面でのサポートが非常に大切と言えます。整わない環境では気持ちよくプレーすることが難しいですし、そのような状態でスポーツや芸術の良さを存分に味わうことはできません。どうしても妥協だらけになってしまいます。そういう状態では環境が整った状態に比べて、生徒が部活動を好きになる可能性は低くなると言わざるを得ないでしょう。  だからと言って、企業の部活動に見られるような優れた環境を用意できるかと言っても現実的ではありません。学校という組織でやっているからには与えられた環境で最大限のことをするしかありません。しかし、この「最大限」というのは非常に抽象的で、何がそもそも最大なのかという話になります。もちろん資金さえあれば、この最大限の領域というのは果てしなく広がっていきますが、公立の学校であれば資金と言えるものは一つの部活動に対して生徒会活動費でせいぜい年間10万円程度、体育科の設備費で数万円程度しか供給されません。私が担当するソフトテニス部ではボールを買ったらそれでほぼ資金は底をつきます。なので、良い部活動環境を作るためには学校から出される資金だけに頼るわけにはいかないのが現状です。  将来的には部活動が学校から離れ、地域のものとして独立する日が来ると思います。その時には地域からの出資によって環境がより良いものとなり、活動も充実したものになることでしょう。しかし、 現状で何ができるかを考え、最大限の工夫を部活動にもたらすことが顧問にできる大切なこと だと私は思います。 資金がなくてもやれることはたくさんありますし、そういうことを子どもたちに知ってもらうことには教育的な価値があります 。  今回は資金がそれほどなくても顧問としてできる環境面でのサポートについて3つお話しさせていただきます。内容を深掘りし、その環境の中でどのような変化をつくりだすことが出来るかについても考えましたので、少しでも読んでくださる人にとって参考になるものになれば幸いです。 1.練習場のコンディションは日進月歩で改善 2.ウェブサイトの活用 3.場所をフル活用 1.練習場のコンディションは日進月歩で改善  私が顧問を務めるソフ...

部活動の在り方について考える Vol.1 部活動は生徒の主体的な活動の場

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  今回は部活動の在り方について考えていこうと思います。皆さんは部活動というものに対してどのような印象をもっているでしょうか。私自身学生時代は中学校と高校でソフトテニス、大学で軽音楽部に所属していて、教師になってからはソフトテニス部と美術部の顧問を務め、人生の多くの時間で部活動というものに関わってきました。  ただ、全てが順調というわけではなく、高校時代にはモチベーションが極度に下がり、キャプテンをしていながらも退部してしまったり、自分自身が教師になって顧問を始めた時には、かつてやめてしまったソフトテニスをまたやらなければいけないことにかなりの抵抗がありました。そんな過去がありますが、現在は部活動大好き人間です。安心してください。美術教育は部活動よりも遥かに真剣なものとして考えていますので、決して本業が犠牲にならない程度で部活動の顧問を務めています(笑)。中学校の部活動は顧問にとっても、生徒にとっても負担にならない程度にするのが大切です。誤解を恐れずに言いますが、 部活動は真剣な遊びであり、顧問にとっては給料のもらえるボランティアぐらいに考えることが大切 だと思います。顧問が熱くなりすぎて子どもに負担をかける、もしくは自分の本来の業務に支障が出るレベルに達した時点で、部活動の在り方は必ず考えるべきだと私は考えています。  私はゴリゴリの部活動教師というわけではありませんが、だからこそ「部活動の在り方」について少し遠目から考えることができると考えています。これはあくまで私の予想ですが、学校の教師が顧問を務める時代は意外と長く10年以上は続くと思います。現在部活動で地域の人材を生かす取り組みや、休日の部活動を無くして地域のスポーツクラブでの活動を促す動きがある中で、顧問の任意性と地域の人材活用が近々本格的に始まります。この段階ではまだ多くの教師が顧問を担当することでしょう。そして、労働システムが整備されて、 学校教員と部活動指導員としての兼業という形になっていく のではないかと思います。これはかなり近い将来起こると考えています。  Society5.0の中で社会の教育システムが成熟してきたときに更に一段階大きな変化を生むことになると思います。その時こそ大部分の教員が部活動顧問から退くことになるのではないでしょうか。その段階になるまで15年ぐらいかかるもしれませんが、間違...