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短時間の散歩でも得られる美的体験と閃き

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 少しずつ秋が感じられる時期になってきましたね。最近は朝夕が涼しく、散歩やランニングが気持ちよくできるので、耐え忍んだ夏が終わったかと思うと、それだけで気持ちが軽くなります。  秋はスポーツも文化的な活動も取り組みやすく、充実した生活を送りやすい時期であり、そんな時期だからこそ、私は散歩する時間は大切であると考えています。  これまでにも秋の散歩についてブログで扱ってきましたが、今回は散歩で発見できる美的体験と閃きについてお話したいと思います。 少し散歩に出かけるだけで面白いものがたくさん発見できる  私はランニングが好きで、時間を見つけては外に行くのですが、ランニングのついでに散歩でクールダウンします。この散歩はとても短時間で10分もかからない程度ですが、いつもこの時間で素敵な美的体験や閃きを得られています。  今回散歩についてブログを書こうと思ったのもランニング後に自宅の近所を散歩をしていて、少しの間に次々と興味深いものを発見することができたので、その後改めてカメラを持って散歩に出かけ、興味を感じたものを撮影し、このブログにアップしました。今回は4つ紹介します。 ①鳥の群れ   鳥の群れがV字になって飛ぶ姿はよく見かけますが、この日はM字でした。同じぐらいの力を持ったリーダーが二羽群れにいるのかは分かりませんが、とても整った形で飛んでいる姿には感動します。この飛行隊型に飛行エネルギーの節約や視界の確保と安全といった合理性があることはよく知られていますが、結果的に飛行隊型が幾何学的な形になるのは示唆深いことだと思います。  デザインは昔から自然を参考にしてつくられ、改良されてきました。こういった身近なところに見られる数学的な現象に目を向けるだけでも良いアイディアが閃く可能性はあります。 ②単独で紅葉  周りの葉はまだ緑なのに、一枚だけ先んじて紅葉している桜の木を発見しました。赤と緑で補色の関係にあるのですぐに目に止まりました。  この紅葉を見て私は侘び寂びの美についてふと思いました。私は最初、この紅葉に対して「一枚だけ紅葉しているのは、これも侘び感があるなぁ」と思っていました。つまり、全部紅葉しているのも盛大で良いのですが、このさり気なく一枚だけ紅葉しているのが逆に主役感があって「侘び」の趣深さがあると感じたわけです。しかし、後から考えると、この一枚は他の葉がこれ...

福武教育文化振興財団成果報告会でポスター展示

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 9月5日、私が運営する「岡山アート&クラフトプロジェクト」が助成を受けている、福武教育文化振興財団の成果報告会が開催されました。 私たちのプロジェクトは、昨年度の活動成果をポスター展示で報告しました。今回は、その展示の様子と、報告会で特に印象に残った西川正氏の講演について紹介します。  これまでにも岡山アート&クラフトプロジェクトに関する内容をブログで扱ってきましたが、それをポスター展示によって分かりやすくまとめる機会となったので、見てもらえると嬉しいです。 限られたスペースに要素を凝縮した展示 今回の報告会で用意されたスペースは80cm×180cmのホワイトボードと45cm×180cmの長机でした。この限られたスペースで「アート&クラフト」を楽しめる場を地域に開くことの重要性をプレゼンテーションできるよう、展示方法を最大限工夫しました。   ワークショップの売りは様々な画材や道具に触れて、美術室ですぐに造形を楽しむことができるところにあります。その雰囲気が伝わるよう、様々な画材や道具を並べ、実際に触れていただけるようにしました。また、レイアウトにも遊び心を入れて、アートとクラフトの面白さが一目でわかるようにしました。  テーブル中央に並べたクラフトゾーンにあるバターナイフとチーズのオブジェにカメラマンの方が興味を持たれていました。  ワークショップでもよく注目を集めてきましたが、鉛筆の種類がたくさんあることや、水彩絵具にも透明と不透明があること、ダークトーンが揃ったパステルのセットなどは報告会に参加された多くの方からも注目をいただくことができました。実際にものを見ることで興味が湧いたり、使ってみたいという思いが芽生えるものです。今回、このような展示方法を選択して良かったと思います。ちなみに、12Bの鉛筆は多くの人にとって衝撃的なアイテムのようです(笑)デッサンを専門にする人以外、基本的には縁がない鉛筆で、画材屋か通販でないと買えません。 こういう世界が鉛筆にもあるということを知っていただけるだけでも価値のあることだと私は考えています。 ポスターの内容  今回の展示の目的は成果報告であり、材料や道具の展示はあくまでワークショップの雰囲気を味わっていただくための仕掛けでした。成果報告やプロジェクトを始めるきっかけ、コンセプトなどは紙にまとめてホワイトボードに掲示し...

ダンボールパネルを蛇腹折にして作品展示

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 今回は先日行われた私の勤務校での文化祭の美術科の展示方法について紹介します。   1ヶ月ぐらい前にも開催したオープンスクールの美術科の展示について紹介しました。この時の展示では90cm×180cmのダンボールパネル2枚を組み合わせて絵画作品を展示する方法について紹介したのですが、今回はその改良版についての内容となります。前回の課題を解決してかなり良い感じに展示ができましたので、前回の内容は忘れていただいて、今回の内容でアップグレードしていただければ幸いです(笑) パネルを蛇腹折にして強度がUP  1ヶ月前のオープンスクールの際には2枚のダンボールパネルをテープで繋ぎ、繋いだ部分で折り曲げて自立させるという方法で絵画作品を展示しました。  この方法でも一応展示はできましたが、絵画作品の重みでパネルがたわみ、非常に不安定な立ち方をしていたのが前回の反省でした。  そのような課題があって今回は改良バージョンで展示しました。今回はパネルを蛇腹折にしてサイドへの重みに耐えられる形にしました。蛇腹折にすることで、山折と谷折りの部分が柱の役割を果たし、縦方向の力に強くなります。前回はダンボールの端の方は作品の重みによって、かなりダンボールが変形していましたが、今回は全くと言って良いほど変形は見られず、しゃきっと真っ直ぐに立っていました。  ダンボールという素材の特性と蛇腹折による物理的な力に対する強度が噛み合ったことで、小スペースでもたくさんの作品を展示することができました。 美しい展示を実現する構成  オープンスクールの時も展示にはこだわりましたが、今回の文化祭でもかなりこだわりました。転勤後初めて文化祭で展示を担当(美術科以外の展示も含め)したので、部屋をどのように使えば整った構成となるのか手探りでしたが、ある程度納得のいく展示ができたと思います。  展示ではただ作品を並べるのではなく、空間を生かして作品がなるべく美しく見えるように見せ方を工夫することが大切になります。そのために部屋の構成を計算して考え、作品が展示される前でも部屋が整って見えるようにしました。  予め作品をセットする場所が整っていれば展示作業もスムーズに進みます。これをするためにも作品数とスペースの計算が必要であり、多少の手間にはなります。しかし、計算自体は難しいものではありません。むしろ、この手間...

植物を活用した手軽にできる版画

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 今回は手軽に楽しめる版画を紹介します。版画と聞くと、版木を削る凸版のイメージが強い人が多いかもしれませんが、銅板を活用した凹版や、穴にインクを通す孔版、リトグラフやマーブリングなどの平版など、それぞれ特徴的な技法があります。私自身、これまでにブログで孔版のステンシル版画について書いたものもありました。  今回紹介する版画は、主観的な話ではありますが、私自身がこれまで経験してきた版画の中でも特に手軽な方法であると思っています。それは植物を活用した版画です。これは版画のスモールステップであるだけでなく、画面構成を試行錯誤して楽しむ上でおすすめの方法です。 準備も制作方法も簡単  この版画をする際に必要なのは画用紙(習字用の和紙でもOK)、水彩絵具、バレンなど平らなもの(なくても大丈夫)、筆、そして野草です。  一般的な版画はモチーフを描いて、彫ったり切ったりするなどして版を作成しますが、この版画は野草に水で溶いた絵の具を塗り、画用紙を被せてバレンで擦りながら圧を加え、野草をプリントするだけです。和紙であればバレンを使わずとも、手で圧を加えるだけでも十分に和紙が絵の具を吸ってプリントできます。画用紙の場合、プレス機を使うのも良いでしょう。  薄手の和紙の上から擦ると紙が破けるので、画用紙などを上から被せ、擦っても和紙が破けないよう にします。  この技法はコラグラフという、コラージュしたものを版にしてプレス機やバレンでプリントする版画と通じるもので、凹凸を生かした版画になります。コラグラフの場合、画用紙などに凹凸のあるものをボンドなどの接着剤で固定しますが、この版画では固定も不要で、ただ色を塗った植物の上から画用紙を置いて着色させるだけです。とても簡単なので、大人が一緒にやるのであれば幼児でもできると思います。  野草の凹凸を生かすだけでできる手軽な版画ではありますが、少し手間になるところもあります。それは、画用紙を被せる前に、葉の形を整えておく必要があるということです。あと、エノコログサ(通称ねこじゃらし)のような毛が多くて水彩絵具を弾いてしまうものもあります。このような植物の場合、版画用の粘度の高いインクを活用すると、模様が写し取りやすくなりますので、版画用インクもあればさらに制作が充実すると思います。 身の回りのモチーフを活用して構成や配色を楽しめる  この版画の...

ブログ7年目突入

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 ブログを始めて丸6年が経過し、今回の更新で7年目に突入しました。これまで毎週更新してきましたが、これからもこのペースで継続して週に1つ記事を書いていこうと思います。  今回はブログを6年間書き続けて良かったと思うことと、今後の展望について簡単にまとめてみました。過去の節目の記事と内容が多少被るかもしれませんが、7年目も頑張って更新していく上での大事な思考整理として書きたいと思います。 6年間継続して良かったこと  これまでに320を超える記事を書いていきました。文字数で言うと100万字近くになります。これだけ書いてきた経験は、論文を書いたりレポートを書いたりする際の心理的ハードルを低くしています。週1回のブログだけでなく、学級通信も毎週A4両面刷りのものを発行しているので、とにかく日々文章を書くことを通して言語化するトレーニングをしています。  言語化には自分で考えてアウトプットすることが前提となるので、こうして文章にまとめたことは自分の力になります。内容に関してはある程度根拠があるようにしているので、必要な情報は調べますし、最近はAIと対話して内容を深めることも増えてきました。  ブログを毎週更新するためには、ネタがなければ書けません。この状況が、新しく挑戦したり、日常の何気ないところから興味深い発見をしたりすることへのモチベーションにつながり、今の自分を支えていると思います。私は美術教師なので、美術に関する内容が多いですが、それ以外にも健康や趣味といった日常に関することも書きたい内容を見つけて、これまで沢山の文章を書いてきました。以前は私が学校のICT担当だったこともあり、GIGAスクール構想に関することも沢山扱い、ICT教育について詳しく知る機会にもつながりました。  ブログ記事と言ってもただのレポートや感想だとアウトプットの質が上がらず、新たな問題意識にもつながらないので、必ず自分の考察を入れて、メタ認知の機会にしています。ブログを書くこと自体に価値があり、自分自身の成長につながる自己目的的な活動になっているからこそ、6年間継続できていると感じています。 今後に向けて  7年目に突入するブログですが、これまでと大きくアプローチを変えるつもりはありませんが、もう少し美術に関する内容の割合を増やしたいと考えています。自分自身、美術を始めたのが大学の4回生からで...

岡山アート&クラフトプロジェクト 第1回ワークショップ開催

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 昨年から福武教育文化振興財団の助成を得て始まった倉北アート&クラフトプロジェクト。今年は私が岡山大安寺中等教育学校へ転勤となったため、倉敷北の名前を変更して岡山アート&クラフトプロジェクトという岡山県内での異動なら問題なく継続できる汎用性の高い名前で生まれ変わって活動をしています。  このプロジェクトはアートとクラフトの力で生活をもっと楽しく、美しくすることを目的にしており、学校の美術室を地域に開放して様々な画材と道具で造形を楽しむことができる機会をつくってきました。昨年は倉敷市立北中学校で3回生徒と地域に向けて開催し、平日の放課後にも何度か生徒向けに充実した画材と触れられる機会を設けてきました。美術室と画材屋さんのような環境が融合した場所を目指して環境改善に取り組んでいます。  昨日8月8日はこのプロジェクトの本年度第1回目のワークショップを開催しました。今回のブログはそのレポートになります。参加者の多くは勤務校の関係者ですが、今後さらに色々な場所から参加される方が増えてほしいと考えていますし、助成関係の取り組みに興味を持ってもらえる方が増えて、地域をを活性化させる活動が増えてほしいので、今回のレポートで興味を持ってもらえる方がいらっしゃれば嬉しいです。 過去最多の約60名の方が参加 体験できるものを場所で分けるレイアウトを事前に設定  今回のワークショップではこれまでの活動で蓄えてきた材料や道具に加えて、新たに用意した画材としてソフトパステル(昨年まではハードパステルとオイルパステルのみでした)やコルク粘土、コピックなどのアルコールマーカーやガラスペンなども加えて、さらに多様な体験ができるようにしました。  参加者は記名していただいた人数が55名で、実際はさらに多くの人が参加している状態だったので、約60名が参加されていたと思います。過去に一番多かったのが23名だったので、一気に人数が増えました。これは勤務校が変わったことも関係するかもしれませんが、夏休み期間中の開催であったことや、これまでに参加いただいていた方が継続して参加してくださったこともあると思います。  前任校では1年しかこのプロジェクトに取り組めませんでしたが、今後何年かは継続して現在の勤務校で取り組めるので、リピーターを増やしていきたいと思います。  今回のワークショップでは体験できるものを場所...

夏(休み)に行いたいネガティブ・ケイパビリティを伸ばす活動

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 夏休みが始まって早くも1週間が経ちました。私はこの1週間に岡山県総合体育大会、三者懇談、中教研の研修、午前ソフトテニス部・午後美術部の活動のためほとんど休みがない生活を変わらず送っています(苦笑)。  今日は仕事が入っていないので、久しぶりにゆっくりする時間が取れて夏休みらしい生活を少しは送ることができています(土日に休むのは普段と何ら変わりがありませんが…)が、やらなければいけないことは学校の通常の業務以外にも色々とあるので、寸暇を見つけてこうしてブログを書いています。  なかなか休む暇もないぐらいに忙しい夏休みではありますが、それでも普段に比べると多少は自分のやりたいことにも取り組めるということで、今回は夏に行いたいネガティブ・ケイパビリティを伸ばす活動について考えをまとめてみました。ネガティブ・ケイパビリティとは「すぐに答えを求めず、困難なことや不確実なことに耐えて、粘り強く考えたり、行動したりする力」のことで、VUCAと呼ばれる現代の状況において、非常に大切な力として認識されるようになってきました。私の勤務校でもネガティブ・ケイパビリティを大切にした教育に取り組んでいこうとしています。  私は普段の教育活動や自分自身の生活から、ネガティブ・ケイパビリティを伸ばす機会や環境を充実させることが大切であると考え、教材研究や部活指導、日々の習慣づくりに反映させてきました。  今回まとめる内容は教育活動だけでなく、普段の生活にも生かせることが多いと思うので、参考にできるものがあれば幸いです。 1 心身を健康に保つ適度な運動  夏休みは普段よりも職場にいる時間が短いため、運動をする時間を増やすことができます。私は以前にもブログで書いたことがありますが、夏休み期間はランニングに出かけやすくなるため、1年間でも一番走行距離が伸びる時期です。夏にランニングするのは率直にハードですが、家に帰ったら冷水シャワーで汗を気持ちよく流したり、心地よいエアコンの部屋が待っていることを考えたりすると、辛いランニングにも耐えることができます。ランニングをしている最中はひたすら苦しさと戦うのみですが、いつかこの苦しさから解放されて快感が得られると思うと、無心で走ることができますし、案外あっという間に予定していたランニングを終えることができます。ちなみに、私は比較的涼しい朝であればランニングの...

岡山アート&クラフトプロジェクト ワークショップ開催に向けて

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 今回はワークショップ開催のお知らせを兼ねてブログを書きます。  昨年度、倉北アート&クラフトプロジェクトという組織を立ち上げ、福武教育文化振興財団の助成を得て勤務校の美術室で ワークショップを 1年間に3回開催しました。このワークショップでは学校の美術室を地域に開放し様々な画材や材料、道具で造形を楽しむことができるというものです。 今年もこのワークショップを継続すべく助成申請し、ありがたいことに3年計画で助成を得られることになったのは良かったのですが、まさかの転勤となって、組織と環境を立て直しすることとなりました。名称は岡山アート&クラフトプロジェクトで再出発です。  7月になり、ようやく転勤後のドタバタも落ち着き、美術室の環境も自分にとって望ましいものになりつつあるので、第1回ワークショップを8月8日(土)に開催することにしました!  今回はこの活動の紹介と意義について主に説明します。 誰でも参加できる造形ワークショップ  昨年度とワークショップのテーマは同じで、「誰でも休日の美術室で造形を楽しめる」という場を地域に人々に提供し、中学生や保護者、小学生や高校生、その他様々な人が造形を楽しみ、生活を豊かにする視点を育むだけでなく、造形を通じて参加者がつながりをもったり、学校と地域の関係を強めて、より良い教育環境を構築したりすることを目的としています。ちなみに、団体名は19世紀のイギリスでウィリアム・モリスが中心となって展開された「アーツ&クラフツ運動」を由来としており、美術や工芸の力で地域の人々の生活と心をより豊かにすることを目指しています。  今回のワークショップにご興味のある方はこちらのリンクからWEBサイトに飛んで参加申し込みができますので、是非岡山大安寺中等教育学校の美術室に遊びに来てもらえたらと思います。 岡山アート&クラフトプロジェクトWEBサイト  https://okayama-art-and-craft-project.my.canva.site/ 助成を受けることで可能になること  助成を受けることで様々な画材を始めとして造形に使える材料がたくさん用意できるようになります。これはワークショップで利用することが主な目的ですが、ワークショップのボランティアスタッフとして美術部の部員などに事前に材料に触れて参加者に指導ができる状態にするため、生徒にと...

季節ならではの身近な美しい景色 水田編

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 今回は季節限定の私の好きな景色を紹介します。私は身近なところにある何気ない景色が好きで、そんな景色を散歩しながら眺めるのが趣味です。今回は水田の景色の美しさについて語ります。  私はランニングのついでにクールダウンも兼ねて散歩することが多く、カメラを携えて散歩することが少ないです。今回紹介する景色の写真の中には、ランニング後に散歩していて目に留まった景色を撮影するために、家に帰ってからカメラを持ち出して、わざわざ引き返して撮影したものもあります(笑)  写真にすると美しさが半減してしまうので、その魅力について伝え切れるかは分かりませんが、私のお気に入りの景色について語ってみようと思います。 水田に映るシンメトリーな景色  6月の中旬は苗植えの時期で水田に水が入ります。私のこの景色が大変好きで、水田に映し出される景色がシンメトリーな構図がとても美しいと感じます。  水田には苗が植えられ、真っ直ぐに整っており、これが透視図のような奥行き感を演出し、シンメトリーな構図に変化を加えます。この上下が同じようで絶妙に違う景色が見られるのはこの時期ならではであり、これが数週間後には水田の水が引いて緑でいっぱいになり、空と地面のコントラストの印象が強くなります。  こちらは稲が育つ7月8月の風景で、稲が風になびいています。動きのある景色で自然の美しさが演出された景色です。こういう景色も私は大好きです。 詩になる景色  水田には水鳥が餌を求めてたくさん集まります。白鷺もそんな水鳥の一種で、私は白鷺がアクセントを放ちつつ水田を悠然と歩く景色が好きです。  東山魁夷の『緑響く』という中学校美術の教科書にも使われていた作品がありますが、そんな作品を彷彿とさせるような白鷺と水田の景色。上の写真は、私がランニングを終えて歩いていた時に発見した光景で、この時はスマホとドリンクを小型のボディバッグに入れて遠くまでランニングに出掛けていたので、運良く撮影することができました。  自然は何も加工されていなくても美しい姿を見せてくれますが、時としてその美しさがさらにパワーアップする組み合わせが生まれます。そういう瞬間に出会えるだけでも少し幸せな気持ちになれますし、美術教育に携わる者として、そういう日常的な美しい瞬間に気がつき、美意識としてメタ認知する経験が大切だと考えています。こういう経験があることで...

マイボトル積極活用で1日元気に過ごす水分補給

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 夏が迫ってきましたね。正直に言うと、私は夏が1年で一番苦手です。しかし、そんな夏でも、中学校で美術の教師をしながら、放課後はソフトテニス部の指導、そして夜は遅くまで研究活動に励む毎日を送るために、私が工夫していることを今回はブログにまとめました。  夏場に限らず、私は普段からいかに快活に、元気に過ごすかを考えてきました。そして、日々試行錯誤を繰り返した結果、現在の私は「5本のマイボトル」を相棒にするスタイルに落ち着きました。  今回は、私が実践していて個人的には理にかなっていると思う水分補給の工夫についてご紹介します。 5本のボトル=1日のマストノルマ  私は毎日5本のボトルを用意して仕事に臨みます。中身は、水(浄水)、薄いレモン水(レモンシロップを薄く溶かしたもの)、スポーツドリンク、ホットココア、コーヒーです。  「なぜそんなに多くのボトルを?」と思われるかもしれませんが、これには明確な理由があります。それは、「このボトルの飲料をすべて飲み切ることを1日のノルマにする」ということです。  忙しい業務に追われていると、ついつい水分補給を忘れがちになります。しかし、目の前に具体的なボトルという「量」が見えていることで、手軽に必要な水分と栄養を体に送り込むことができます。 授業の合間にサッと飲める機動性  中学校の教師のスケジュールは分刻みです。休み時間はわずか10分。次の授業の準備や移動、生徒との会話をしていると、職員室でお茶やコーヒーを淹れる時間すら惜しいことが多々あります。  あらかじめボトルでそれぞれの飲料を用意しておくことで、 授業の合間のわずかな隙間時間に、キャップを開けてすぐにお気に入りの飲料を口にする ことができます。この手軽さと機動性が、忙しい1日を支えるリフレッシュの要になっています。コーヒーと水があれば10秒で気持ちをある程度リセットし、次の授業に臨むことができます。 経験から導き出された「最適ラインナップ」  最初から5本もボトルがあったわけではありません。これまでの生活の中で、「今、体が何を欲しているか」「どうすればパフォーマンスを維持できるか」を突き詰めた結果、自然とこのラインナップに進化していきました。 水(浄水)・白湯: 体のベースを整える、内臓に優しい基本の水分。 薄いレモン水: 授業の合間のリフレッシュと、クエン酸による疲労回...

廃材を活用してバードフィーダー作成

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 今回は廃材活用シリーズでバードフィーダーを作成したので紹介します。  バードフィーダーは鳥に餌をやる台で、庭に設置することで餌を食べに来た鳥の観賞を楽しむことができます。  木材の廃材がまだ余っていたのと、義理の父から新たに廃材を頂いたので、これらを活用して作成しました。 ノコギリとネジとドライバーがあればすぐにできる  バードフィーダーをつくることになったのは、私の3歳の娘が動物が好きで、よく義父(娘にとっての祖父)にお願いしては動物に関する番組の録画を見させてもらっていたので、義父がバードフィーダーを作って庭に置いたらどうかと、提案されたことがきっかけです。  この提案はとても良いと思い、私自身も鳥を間近で見られたら嬉しいので、すぐに材料の検討に入りました。以前から少しずつ消費していた木材の廃材の残りと、義父から新たに頂いた木材を組みわせて作成できる目処が立ったので、早速電動ノコギリと電動ドライバー、ネジを用意して作成しました。  作成時間は1時間程度で、構造もとてもシンプルなものにしました。柱の固定のために木を組み合わせ、ネジを多めに打ち込むことでガッチリ固定されます。あらかじめドリルで木材に穴を開けてからネジを打ち込むことで木材が割れるのを防ぐことができるので、電動ドライバーを2つ用意(インパクトドライバーと、ドリルをつけた電動ドライバーの組み合わせがオススメ)しておくと作業がスムーズに運びます。  カラスなどやや大きい鳥が来て力がある程度加わっても大丈夫なように、木を頑丈に組み合わせ強度が出るようにしました。 土台の木材は家屋の解体廃材でがっしりした重厚なものを使って台が転けにくくなるように設計しているので、鳥が力強く飛び立ってもおそらく大丈夫だと思います(たぶん・・・)。 早速餌を置いてみたが・・・  本当は鳥の餌を購入して、餌台に入れておくのが良いでしょうが、とりあえずは金柑があるということで義父が何個か置いてくれました。台に置いて約1週間、まだ家の窓から見ている限り、鳥が来ている様子はないとのことです(苦笑)  鳥の餌はホームセンターに売ってあるので、成果を出そうと思うのであれば、迷わずちゃんとしたものを購入した方が良いと思います。1,000円程度で十分な量の餌を用意できます。  最後まで読んでくださってありがとうございました。今回は廃材を活用した...

散歩に植物の標本帳を携えて

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 今回のブログは私の趣味についてお話しします。  以前からやりたいと常々思っていた野花や野草の標本帳を始めました。以前は散歩をしていて気になった野草や野花の写真を撮影して後でGoogleレンズやChatGPTを活用して植物名を調べてGoodnoteにまとめるなどしていたのですが、何か面白さに欠けたので続きませんでした。  今回標本帳を始めたいと思ったのは、GWに近くの河原に家族で出かけて、娘と一緒に四葉のクローバーを探して発見し、持ち帰って保存方法を考えた結果ノートに押し花をすることにしたことがきっかけです。なので、標本帳というよりはある意味アルバムやスクラップブッキングに近い感覚で始めたことになります。  形はどうあれ、植物の採取と保存を始めたことで、これまでとは違った視点で散歩に出かけるようになったと感じています。今回は新たに気がつくことができたことをまとめてみました。 標本帳一冊持つだけで採取した植物をすぐに調べたくなる  これまでも散歩は好きで、ただの散歩に出かけることもありますが、ランニングのついでに散歩して帰ったり、娘と一緒に散歩に出かけたり、数キロの距離であれば散歩を兼ねて徒歩で移動したり、割と積極的に歩き回ってきました。  そんな私が実はやりたいと思いながらついつい後回しにし続けてきたことがあります。それは、興味深い野草や野花が目に入って後で調べようと思って写真を撮影したにも関わらず、結局調べないまま忘れ去ってしまうということです。これを延々と繰り返してきました。  ところが標本帳を持って外に出かけると全く違う状況になるということをすぐに感じることができました。 標本帳に気になった植物を挟んで持って帰り、テープで貼り付けたら次はその植物の名前を書き記すことになるので、すぐにその植物が何であるかを調べたいと思うようになりました 。  実際に本物があるだけでここまで違う感覚になるとは思っていませんでしたが、これがデジタルだけで学ぶ場合と、リアルで学ぶ場合の本質的な違いなのかもしれません。 散歩がより楽しくなる  標本帳を持って散歩に出ると、気になった植物を標本帳に挟めるので、植物を持って帰るのが容易になります。これによって、植物に積極的に手を伸ばすようになりました。外はお宝が一杯なので、とてもワクワクした気分で散歩することができます。  日頃通っている道...