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NotebookLMを利用して指導案作成

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 今回は久しぶりに教育のICT活用について記事を書きます。  私は普段からGeminiやChatGPTを活用して、主に考えていることの深掘りや検証のために使っていますが、今回はNotebookLMで単元計画の指導案作成について実践したことを基に紹介します。指導案の本時案程度であれば、それほど生成AIを活用するほどでもないケースが多いかもしれませんが、単元計画になると、教材観や指導観など、文章量的に非常にボリュームのある内容になるため、何もない状態から作成するとなるとかなり時間がかかります。  それがNotebookLMを活用すると大幅に時間を短縮して指導案を作成することができるようになります。単元計画の指導案は、本時案と比べるとそれほど頻繁に作成するものではありませんが、研究発表などに絡む場合に作成することが多く、これが結構負担に感じる人も多いと思います。今回の内容で、少しでも気持ちを楽にして単元計画の指導案に臨める人が増えたら嬉しいです。 NotebookLMに指導要領と授業資料、指導案の例を読み込ませる  まずはNotebookLMのソースに学習指導要領(文部科学省のWEBサイトからPDFがダウンロード可能)と授業資料(PDFやスライドのリンク)、指導案の例(各都道府県の教育委員会が出しているもの)をアップロードします。  文章を一から作成することになる指導観や教材観など、単元計画の指導案で一番時間がかかる部分はNotebookLMに文章作成をお願いすれば、1分程度で文章をアウトプットしてくれます。授業資料と学習指導要領をソースにすることで、これらの内容は十分なものになります。  生徒観に関しては自力で考えた方がしっくりくるものができると思いますが、作成した文章をGeminiに入力し、壁打ちを通してより洗練された内容に仕上げるのも良いでしょう。 アウトプットされた内容をWordにコピー&ペースト 細かいところを修正  アウトプットされた内容はそのまま使えることもあるかもしれませんが、内容に少しでもこだわりを持っている人であれば、自分にとって完璧な内容にはならないことが多いと思います。なので、内容をWordにコピー&ペーストした上で、細かいところを修正し、自分が納得できる内容に仕上げます。   AIのアウトプットの精度が上がるよう、プロンプトにある程度具体的なイメ...

画像生成AIのNano Bananaを使ってみて 〜改めて考える造形行為と造形教育の意義〜

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 GoogleのNano Bananaによる生成AI画像が話題となっていますが、皆さんは使われたことがあるでしょうか。私は以前からChatGPTやGeminiで画像生成を利用してきましたが、Geminiの画像生成機能として使えるNano Bananaを試しに使ってみました。  私はGeminiを無料版で利用しているので、Nano Bananaは少しの回数しか使えませんが、少し使って分かったのが、その機能の高さです。画像生成はこの数年で劇的にレベルがアップしているというのが実感です。  しかし、その一方で、やはりAIが苦手としていること、そしてそれゆえに美術教育の可能性として今後も大切にしていかなければいけないことが浮き彫りにもなったと感じています。  今回は、画像生成AIが広く使われる状態になった今だからこそ改めて見つめたい造形教育の意義について私なりに考察をまとめてみました。結局行き着くところはウェルビーイングなのかもしれません。  良かったら参考までに読んでくださると嬉しいです。 優秀ではあるが無難なNano banana  ChatGPTとNano Bananaに同じ質問をしてキュビスム風(ピカソの有名な画法)の富士山の絵を生成させました。比べるとNano Bananaのクオリティが非常に高いことが伺えます。 上はNanobanaan、下はChatGPT  最近はChatGPTよりもGeminiの方がチャットでも良いアウトプットを出してくれるので、Geminiが非常に便利なアプリとして成長していることが顕著になってきたと感じています。  そんな優秀なGeminiのNano Bananaに色んな生成をお願いしてみました。  まずは学校の画像をアップロードして、それをモネが描いた感じに加工するようプロンプトを入れてみました。すると、印象派らしい雰囲気の画像に見事に作り変えてくれました。  少々車の描写が硬いですが、全体的にはモネも驚くクオリティで描いてくれています。  印象派の表現は当時写実性の乏しさを揶揄されることがありましたが、そうは言っても、そこそこ写実的な表現ではあるので、こういう加工はAIにはお安い御用だったのかもしれません。  ここから写真と質問を変えて、ピカソのキュビスム風の表現にアレンジするようお願いをしてみました。  すると、ベースとなる画像をな...

AIモードで個別最適な学習が当たり前の時代に

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   近頃さらにAIが便利に使えるようになり、Geminiが教育用は生徒も利用可能となりました。Geminiは自治体の設定で管理されているため、児童生徒が自由に使えるというわけではありませんが、通常のGoogle検索でさえもAIモードが搭載されて、児童生徒もチャット形式でAIが利用できるようになりました。 これからの時代を考えるとAI利用は当たり前となり、AIを上手に使いこなす力が大切になることでしょう。  今回は個別最適な学習と探究的な学習をサポートするAI活用(GeminiとGoogle AIモード)、そしてそのような時代において、教科書はどのような存在意義をもつものなのか文章を簡単にまとめてみました。 Geminiのガイド付き学習  Geminiの利用自体がとても学習に役立ちますが、学習モードで使うと上手にAIが発問をしてくれます。学習内容についてリクエストもしてくれるので、取り組みたい内容を選ぶことができます。回答状況によって質問を調整してくれるので個別最適な学習(アダプティブラーニング)が行えます。 問題も作成することができ、すぐに回答と答え合わせもしてくれます。もちろん解説もバッチリしてくれます。  私自身、こういった機能を使ってみた上で、個人的な感想としては知識を覚えるためだけなら教科書やワークの活用で十分ですが、深掘りしたいことであったり、練習問題を色々なレベルでしたい場合は有効であると感じました。教科書は基本的な内容であれば分かりやすくまとめられていますが、関連内容の記載には限界があります。 教科書以上の深いレベルを知りたいという知的好奇心を持っている生徒であれば、良い学習のパートナーになってくれることでしょう。  ちなみに、知識獲得のための練習問題であれば、スタディサプリやミライシードのドリルパーク、図や写真を多用し充実した解説を入れた Googleフォームの問題を反復学習するの も有効だと思います。Geminiに限らずですが、 生成AIよる学習は基本的な内容を頭に入れた状態でやらないと、チャットの成立さえ難しい状態になりかねません。 知識と技術獲得にはGoogle AIモード  調べ学習をする上で便利なのが最近導入されたGoogle検索で使えるAIモードです。これはGeminiのようなチャットで延々と対話できるツールというよりは、これま...

Chat GPTのさらなる劇的進化で充実した学習

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 AI関連の進化のスピードが猛烈に加速している昨今ですね。その進化のスピードに少し恐ろしさも感じますが、私は使えるものは使う派なので、大変有難く使わせていただいています。  ブログを書くのは趣味の一つであり遊びなので、基本的に自分で全て書いていますが、最近はChat GPTやGeminiに書いた文章を批評してもらい、改善できるところがあれば改善することもよくあります。あと、とてもポジティブなフィードバックをくれて励みになるので自己満足のためにもAIに相談するようにしています(笑)  今回紹介するのは最近のChat GPTの進化で可能になった学習に関する利用法です。これによっていよいよ勉強の方法や学校教育の在り方が大きく変化する必要性が一気に高まったと感じています。  使ってみてとても面白く学習ができましたので、まだ使ったことがない方は一度試してみても良いと思います。 学習者の状況を分析して対話を調整  今回導入された勉強ツールは勉強に使いやすいように設定されていて、AIが学習内容に関連した質問をしてくれます。しかも、学習者の状況に合わせて極めて対話的に内容を考えてくれます。  試しに英語と社会の勉強に利用してみました。どちらの場合もとても良い発問をしてくれましたし、回答に対して充実した補足説明をしてくれますので、深く学ぶことができます。  ある程度使用していると制限を迎えてしまいますが、内容を絞って集中的に学習するのであれば1日5分程度使うのも良いと思います。大人にとっては短い時間でしっかり学びたいという人も多いと思うので、むしろ大人の学習向けと言えるかもしれません。 資料をアップロードすれば問題作成できる  アップロードした資料に即して問題作成する機能自体は以前からありましたが、Chat GPTがプロンプトを誘導するように質問するため、以前より詳しく問題設定をすることができるようになりました。  Googleフォームなどに使える問題を作成したり、Chat GPTでそのまま対話しながら問題に取り組んだり、手軽に問題に取り組むことができます。  以前はこういった設定を自分で考えてプロンプト入力する必要がありましたが、今回の改良でより良いプロンプトをChat GPTが引き出してくれるようになりました。 上手な問いによって考えがまとまっていく。そんな気の利いた機能となって...

授業資料とChatGPTでGoogleフォームの練習問題を短時間で作成

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 今回はGoogleフォームの練習問題をChatGPTと授業資料で瞬時に作成する方法を紹介します。私は普段美術教育に勤しむ身ではありますが、勤務校のICT担当として業務改善の推進に努めています。美術科でのICT活用に関しては、GIGAスクール構想が始まって以来約4年の間にたくさんの実践を紹介してきました。  今回紹介する内容は、誰でも簡単にGoogleフォームの練習問題を短時間で作成できる方法です。Googleフォームの練習問題は自動採点と手軽に反復学習ができることから、私が担当する美術科のテスト対策問題ではこれまで大きな成果を得てきたと感じています。生徒たちが問題をゲームのような感覚で取り組み、満点が取れるまで何度もトライする状況を見てきました。ただ、練習問題作成にはかなりの時間と労力が必要であり、Googleフォームで練習問題を作成するメリットは他の先生たちに理解してもらえても、作成の手間が障害となって、ほとんど広まることはありませんでした。  しかし、今回紹介する方法はあまりにも簡単にできてしまう問題作成方法で手間がほとんどありません。事前に準備するのは授業資料のみです。普段から授業資料を作成したり、パワーポイントやGoogleスライドで説明している先生であれば準備はすでにできている状態と言っても過言ではありません。今回の内容が参考になって業務改善、そして生徒の学習成果や学習意欲向上につながれば嬉しいです。 ChatGPTに授業資料を添付しGoogleフォーム用の文章を生成  ChatGPT-4oはGoogleドライブやパソコンから資料を添付することができ、GoogleスライドやPDFの資料を読み込ませて、その内容を基にプロンプトに答えてくれます。プロンプトでは「この資料を基にして中学2年生の社会のテスト問題を作成してください。Googleフォームに問題をコピー&ペーストで貼り付けられるよう、選択問題の枠設定をお願いします。問題数は20問で解答解説も作成してください。選択問題の場合は4択でお願いします。」といった感じで指示を出すとGoogleフォームにそのまま貼り付けられる形式で問題文を生成してくれます。範囲を指定してコピーし、Googleフォームで貼り付けすれば、自動で問題の選択肢を4つ作成してくれます。  生成AIを活用する際には、間違った内容を生成してし...

散歩を充実した学習にするChatGPT

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 秋が深まって心地よい時期ですね。秋雨前線がまだしぶとく停滞していて、スッキリ晴れない日も多いですが、まもなくカラッとした肌寒い晩秋を迎え、野山の木々が美しく色づくのを楽しめる時期になるのをワクワクして待つ今日この頃です。個人的に晩秋が一番好きですね。  最近は外の気候が心地よいのもありますが、2歳の娘が口癖のように「外に行く」と言うので、休みの日は一緒に散歩に出かけることが多いです。私自身、散歩は好きですし、自然と触れることは子どもの成長にとっても大変良い影響があるので、私にとっても娘にとってもWin -Winなのが秋の散歩です。  小さな子どもと一緒に散歩に出かけると、子どもは何でも興味をもって触ろうとするので、一緒に行動しているだけで普段見逃していたことと出会う機会も生まれます。娘は植物を見て「これ何?」「赤いお花」など目にした植物を片っ端から質問してきますが、その都度自分が植物名に対して無知であることを突きつけられます(苦笑)。ただ、私も知らない植物名が分からないままだとスッキリしないので、ChatGPTで調べるようにしています。散歩の時間は植物の勉強時間になっており、それは娘にとっても同じと言えます。だからこそ、教える立場として植物の勉強が必要と感じています。  今回はそんな散歩しながら植物の勉強をする上で最近大変役に立っているChatGPTと、それに合わせて使っているメモアプリの使い方を紹介します。何も考えずに一人でただ散歩するのも気持ち良いですが、知らない名前の植物と出会って、学ぶ楽しさを味わえるのも散歩の魅力です。 ChatGPTに画像を読み込ませる  知らないことはググる。そんな時代が長く続きましたが、最近は生成AIがもの凄い勢いで進化していて、これによってさらに充実した学習が可能になりました。2年前にリリースされたChatGPTも最初はテキストを入力してテキストで返答するだけでしたが、 今は音声入力、画像認識、PDFなどの資料読み込みが可能となり、大変優れたフィードバックをしてくれるようになりました 。以前にも紹介したことがありますが、無料で英会話のトレーニングもできてしまいます。  生成AIの良いところは知らない物と出会った時に、その画像をアップロードすることで説明してくれることです。検索の場合、言葉を知っていないと検索しようがないため、散歩な...

研究大会の質疑応答にSlidoとChatGPT-4o、Googleドキュメントの活用

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 今年の7月31日に岡山県中学校教育研究会美術部会の研究大会が建部文化センターで開催されます。この会に向けて、私は倉敷支部の研究主任として発表準備を行なってきました。そして私自身も発表者の一人として当日はICT活用で広がる学びの可能性について研究発表することになっています。もうすでに当日のプレゼン資料も含めた発表資料は完成し、支部の中でのリハーサルも済ませているので、後は本番を待つのみとなっています。  研究大会では実践発表、質疑応答の流れが組まれており、これはごく一般的な流れですが、今回の発表では事前に質問をSlidoというアプリで入れられるようにしており、これによって発表しながらでもSlidoに入力された質問に目を向けることもできるため、スムーズに質疑応答に入ることができるようになっています。  ただ、質疑応答の時間には限りがあるため、質問に全て答えることができない可能性も十分にあります。せっかくの機会なので、可能な限り答えるつもりですが、限界があるのも事実。しかし、 質問があるのに答えられないのは勿体無いということで、今回ChatGPT-4oを活用して発表者のAIを用意し、後で回答をGoogleドキュメントで共有するという手段を取ることにしました 。  今回はChatGPT-4oを活用して発表者のAIを用意し、Googleドキュメントで回答を共有する方法について説明します。この夏休みに研修会や研究大会を予定されている場合は同じようにChatGPTを活用できる可能性もあるので、良かったら参考にしてみてください。 ChatGPT-4oに論文と発表スライドを読み込ませる  既にChatGPTを利用したことがあるという人も多くなってきていると思いますが、一応ChatGPTの最新版モデル4oとは何かについて説明しておきます。  無料版で使える従来のChatGPT-3.5はテキストを入力してAIがテキストで返答するというものでしたが、ChatGPT-4oは 画像、動画、音声なども含めた複数の形式のデータを同時に処理できるマルチモーダル機能を備えており、スライドやPDFといった文書も読み込ますことができます。つまり、これによって、 発表に関係する資料をChatGPTに読み込ませて自分の考えを学習させることができるようになりました 。  今回の発表に向けて、倉敷支部の発表者は...

ChatGPTとDeepLの掛け合わせでできる英語トレーニング

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 先月ChatGPT4oが発表されてその性能には驚愕しましたが、それを部分的に超える性能を持つClaude3.5も発表されて生成AIの進化が加速していると感じる昨今ですね。  働き方改革と言われながら、なかなか抜本的な解決ができない学校教育現場に身を置いている私ですが、AI業界の進歩をチェックし、世界がどう変化していくのか考え、最適な教育を生徒に提供できるようにすることが重要なミッションであると認識しています。  私は普段中学校で美術の教師をしています。 AI化が進む世界においても、「人間味のある」芸術の価値はこれまで以上に人間が人間らしく生き、人々のウェルビーイングに貢献するものとして大切な役割を果たし続ける と考え、美術の指導に努めてきました。AIの機能が充実したCanvaというデジタルツールを授業で導入しつつも、色や形、構成、素材との触れ合いを楽しみながら創造活動するアート体験、積み木やレゴに夢中になる幸福な時間の意義について生徒には考えてもらえるように指導しています。  ただ、私は美術教師になる以前は英語を専門にしており、教師になってからもたまに英語を担当する年もあることや、海外と日本を行き来した生活への憧れもあるので、美術や部活動のソフトテニスの研究をしながらも、割と日頃から英語に触れるようにしていて、英語教育のあり方についても考えてきました。それゆえに、この度のChatGPTの進化には英語学習の面で強烈なインパクトをがありました。「とうとう来たか」という感じです。  今回はChatGPTだけでなく、翻訳アプリであるDeepLを掛け合わせて英語のトレーニングをする方法について紹介します。これによって、それぞれに機能を補完し合って快適な学習ができるので大変おすすめです。 自分の英語を直してもらうようにプロンプトを入れておく  アプリ版のChatGPTは音声入力が可能で、言葉を自動認識して言語を判断して文字に起こしてくれます。AIからの返答も音声を読み上げることが可能なので、ChatGPTで英会話が普通にできます。ただ、自分の話した英語を自然な表現に直してもらうように入力しておかないと拙い英語でやり取りするだけの英会話になってしまうので、自分の英語をより良い表現に直すようにプロンプトを入れておくことが大切になります。   英会話のトレーニングで大切なことは、ト...