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8月, 2022の投稿を表示しています

部活動通信、GoogleサイトとGoogleフォームを活用した部活動地域移行に向けた人材集め

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  2023年度から2025年度末までに部活動の地域移行ができるよう、現在各自治体で準備が進められていると思います。しかし、地域によってはほとんど何の動きもない状態のまま時間が過ぎてしまっているところもあると思います。実際に私の自治体では「2025年度までには地域に移行する」という言葉しか聞くことができず、その具体的な進め方については何も知らされていない状態です。このままでは地域移行は先延ばしの連続になるかもしれません。 今必要なのは具体的な取り組みであり、少しずつでも変化を起こしていくことです 。今回は、私が担当する部活動で実際に地域移行に向けて取り組んでいることを紹介します。読んでくださった方に参考になれば幸いです。  地域移行するために大きな問題となっているのが、指導者の人材確保ではないかと思います。地域移行にあたっては、指導に対する金銭面での調整も必要になってきますが、 まずは人材が確保の見通しが立っていなければ何も始まらないと思います 。  私は人材を集めるために部活動通信、GoogleサイトなどによるHPの運営、Googleフォームを活用した募集アンケートを活用することが有効であると考えました。本来であれば、学校単位や市の教育委員会レベルで動くべきだと思いますし、実際に管理職にも相談しましたが、学校としてはやらずに、まず部で動いてみてほしいと言われたので、私が担当するソフトテニス部で募集の働きかけに取り組んでみました。 部活動通信で宣伝  私は過去3年間部活動通信を毎月発行しています。部活動の情報を地域に提供し、練習や試合を保護者の方にも見に来てもらう機会を作っていると、自然と練習の手伝いをしてくださる方が出てきたり、競技の経験がある方であれば外部指導コーチになって下さったりします。  3年前まで勤めていた前任校ではたくさんの地域の方に協力していただくことができ、外部指導コーチだけでなく、保護者が地域のコートを借りて大人も混じる形で地域の練習が行われる状態になっていました。ソフトテニスが好きな人が集まって、大人と中学生、時に高校生が混じる「地域練習」は部活動やスポーツクラブのようなシステマティックな練習にはなりませんが、部活動の地域移行という視点では大切なのではないかと考えています。   部活動で一緒に楽しみつつ、生徒の成長を応援してくれる人を増やす こ

Google Classroomでルーブリックを活用した振り返りをするメリット 〜観点別の評価基準を生徒と共有〜

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  今回はルーブリックを活用した振り返りをするメリットについて考えたことを紹介します。ルーブリックとは学習目標の達成度を判断するためのツールで、達成度を段階的に文章説明したものになります。このルーブリックはGoogle Classroomを使うことで簡単に活用できるようになります。私はこれまでルーブリック的なものは振り返りシートで活用していましたが、Google Classroomを利用して作成するルーブリックを活用する方が生徒と教師の両方にとってて良い効果が期待できるということで、2学期の美術の授業で利用できるように準備を進めています。まだルーブリックをGoogle Classroomで活用されていないという方や、指導と評価の一体化を実現するために何をしたら良いか分からないという方には、美術のルーブリックと振り返りシートを使って説明しますが、共通する部分もあると思うので、通して頂けたら嬉しいです。 ルーブリックを使おうと考えたきっかけ  まずルーブリックを私が使おうと考えたきっかけについて簡単にお話しします。生徒が学習活動に取り組んでいるときに重要なのが、 生徒が学習目標と自分の達成度を把握しながら、学習の質を上げていける環境を用意すること です。そのために振り返り活動が近年注目を集めているわけですが、何の手立てもなしに学習目標と達成度を意識して振り返りができる生徒はほぼいません。ほとんどの場合は授業の感想になってしまい、自身の学習目標と達成度を照らし合わせてPDCAサイクルを回せるような生徒は少数派です。これでは振り返りの効果も薄く、なんとか改善させたいと考えたのがルーブリックを活用した振り返りを導入するきっかけとなりました。 振り返りのフィードバックにルーブリックを活用  生徒の振り返りを教師が評価でフィードバックし、それを参考にして活動のレベルを上げていけるようにすることは教師の重要な役割です。一言に「評価」と言ってしまうと誤解を招きそうですが、 学習者が活動のレベルを上げていくためには、達成度を表す評価によるフィードバックが重要 な意味を持ちます。ゲームも点数やタイムなどでフィードバックがあるように、これによって数多の人が時間を忘れるぐらいにはまり込みます。私もかつてはグランツーリスモやマリオカートのタイムアタックなどでひたすら自分との戦いに明け暮れていま

ブログを2年間続けてみて

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  時が過ぎるのは早いもので、ブログを毎週更新し続けて2年が経ちました。今回は2年間ブログを書くことを続ける中で気がつけたことをまとめてみました。私は教員(公務員)なので、副業をすることが基本的に許されておらず、ブログに広告をつけて収入を得るアフィリエイトの形を取っていません。つまり収入はゼロです(笑)。しかし、これからもブログを毎週更新していくつもりです。そんな話を聞くと、ある人は「お金にならんのなら何のために続けんねん!時間と労力の無駄に自ら身を投じるドMか!」と思う人もいるかもしれません。私がドMかどうかは今回のテーマではないので置いておきますが、私はお金にならなくてもブログを書き続けるメリットがこの2年間でかなりはっきりと見えるようになったと感じています。なので、ブログで収入を得ようと考えている人には今回の内容は参考になるものではないと思いますが、そもそもブログを書くこと自体に関心があるという人や、ブログを書くメリットが想像できないという人には是非読んでほしいと思います。 ブログを2年間続けて見えてきたこと  ブログを書くメリットに関しては今の時代ネット上にいくらでも分かりやすい記事や動画がアップされているので、ここで述べるつもりはありません。この記事では私の視点で見えてきた2年間の自分の中での変化についてまとめ、その上でメリットと言えることを説明したいと思います。2年間の自分の中での変化をまとめると以下のようになります。 1.だらだら過ごす時間が減少し、新しい挑戦に時間を使う割合が増えた  ブログを始める前までは暇があればスマホやテレビで当てもなく時間を潰すことが多くありましたが、これをするとブログを更新できません。美術や教育、GIGAスクール構想に関する研究はどこまでも深めることができ、この挑戦には当然時間が必要になります。 ブログにする内容は自分自身が経験したことや、深い認識をもつことができたものでなければ書く意味があまりないので、必然的に挑戦と振り返り、ブログによる言語化、そして次の挑戦というサイクルが回るようになりました 。 2.ブログのネタになるものをいくらでもあり、文章を書くことで深い認識を持てるようになった  最初は2年間も続けられることを想像できませんでしたが、案外楽にここまで続けることができました。遊びや主体的な学習など、何度も触れる内容

講習会でも生かせるジャムボードの利用 〜スマートフォンさえあればどこでも協働学習〜

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  今回は学校外での講習会をアクティブな思考活動の場にする工夫について紹介します。近頃はGIGAスクール構想の推進によってジャムボードを活用して意見交流したり、協働的に思考を深める活動をしたりする機会が増え、学校外の人とオンラインで交流する際にもジャムボードを活用して意見交流することが可能になりました。ジャムボードを使うことで思考活動がこれまで以上にアクティブなものになるという実感を多くの人がしているのではないでしょうか。  研修によってはただ知識を受け取るだけの場合もありますが、最近は参加型の研修も多く、付箋などを使って意見交流のワークショップが行われることもよくあります。そんな意見交流型の研修においてジャムボードが使えると、これまで物理的に制限が多かったアナログでのワークショップの問題も解決します。  今回の内容は、たとえPCがなくてもスマートフォンさえあればジャムボードで活発な意見交流を可能にする方法について紹介します。もし自分が研修会や講習会の発表者になって、Google Workspaceで繋がっていない外部の人とジャムボードを利用して意見交流したいときには有効な方法です。 研修や講習で是非使いたいジャムボード QRコードの活用  Googleのツールであれば基本的にどれも共通して言えることですが、 ジャムボードは「共有」の設定で「リンクを知っている全員」が「編集者」になっていれば、誰でもファイルのアドレスにアクセスして編集することが可能になります 。これを生かすことで、ジャムボードにアクセスした全員によるアクティブな意見のやり取り、思考活動、協働学習につながります。極端な話になりますが、ジャムボードに参加している人の中に優れた意見の持ち主や、意見の引き出し手がいれば、授業者や講師がまともに話ができなくても、自然と活発な議論に発展する可能性さえあると言えます。  講習会や研修会でしばしば見られるもったいない状況があります。それは、話を聞いている側にとって意見を出したくても時間が足りない、話を共有できる相手も限られる、そんな状況です。これではせっかくの学習機会が生かされず、良いアイディアを持っている人も生かされにくくなります。講習会や研修会では参加する人が「今日は良いきっかけを掴むことができた!」という充実感を持てるようにすることが当然ながら大切です。  ジ