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2月, 2026の投稿を表示しています

Googleサイトに作品をアーカイブ

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今回はGoogleサイトを利用した美術科で取り組んだ作品のアーカイブについて紹介します。 これをすることで優れた作品のデータを残しつつ、生徒や他の先生の参考資料にすることができるので、大変便利です。サイトを整えるのは少々手間ではありますが、自分が授業をする際にも参考作品として使いやすいですし、先生同士の交流の場で情報共有しやすいので、利用するメリットがたくさんあります。 作品のアーカイブ&参考資料として  以前から私はGoogleサイトを利用して美術科の資料を整理するWEBサイトを用意していました。授業資料のリンクを貼り付けておくことで先生の研究会で情報共有しやすいですし、生徒もアクセスできるため、先の授業で取り組む内容を把握して見通しを立てることにも役立ちます。これに今回生徒作品の写真も掲載し、内容を充実させました。  これまでにも作品の写真を撮影して記録は残していましたが、他者と共有されていないため、個人的な研究や授業をする際の参考資料として、少し利用する程度でした。しかし、WEBサイトであれば、他の人と作品写真を共有することが可能になります。Googleサイトは凝った編集はできませんが、画像やテキストを貼り付けたシンプルなものであれば手軽にできます。  WEBサイトへの掲載にあたっては、本人と保護者の承認を得た上で行う必要がありますが、今回掲載を拒まれることはありませんでした。私は授業中にも良い活動ができている生徒の制作状況を撮影させてもらい、授業資料で共有させてもらうようにしていますが、この際にも写真撮影を拒まれることは滅多にありません。 WEBサイトへの掲載や授業資料での共有というのは、生徒からすると自己有能感や自己肯定感がアップする要因になりますし、自分の作品が周囲から注目され、制作に影響を与えているという感覚が持てるのは自己効力感を得られる機会になると考えられます 。褒めたり認めたりといった指導が重要と言われている中で、こういったことは生徒を最大限に認めていることを形にしているわけなので、非常に意義深いことだと思います。 作品のコメントと単元へのリンク  WEBサイトには情報を詰め込むことができるのも利用上のメリットです。制作では完成した際に作品札に作品説明を書かせていますが、札は文章量に限度があるため十分に作品の魅力であったり、制作過程の工夫を記入す...

そうじゃ吉備路マラソンに出場

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 今回は、昨日2月22日に開催されたそうじゃ吉備路マラソンの報告をブログにまとめました。  昨年に続いて今年もハーフマラソンに出場し、昨年の記録を1分半ほど更新し、目標としていた1時間40分以内を達成することができました。  目標をクリアできたことは率直に嬉しいですし、成長の手応えもありましたが、色々と課題もあったので今後に向けて収穫がありました。  ただの平凡な市民ランナーではありますが、自分のやってきたことが少しでも他の人がランニングに興味を持ったり、レースに参加するきっかけとなれば嬉しいです。 腸脛靭帯炎(ランナー膝)を克服するトレーニング  昨年も1時間40分以内を目標にしていましたが、残り5kmぐらいで膝が痛くなり、ペースを落としたことで記録は1時間41分19秒であったことから、膝さえ痛くならなければ40分台を切ることは十分に可能であると考えていました。いつかはフルマラソンも走りたいと考えていますが、ハーフで膝がもたないようでは到底フルは無理ということもあり、この1年間はひたすら膝が痛くならないようにするトレーニングと勉強をしてきました。  膝に痛みが走る通称ランナー膝は、厳密には腸脛靭帯炎という、腸脛靱帯という骨盤から太ももの外側を通り、脛骨の外側に繋がる部分が大腿骨外側上顆と擦れることによって炎症が起きてしまう症状のことを言います。この摩擦が長時間繰り返されることで膝に痛みが出てしまいます。  この腸脛靭帯炎を克服するためにランニングフォームを改良したり、怪我予防のトレーニングをしたりしてきたました。これが今回功を奏し、膝が痛むことなく完走できたので今回のランについては及第点だと思います。  腸脛靭帯炎を防ぐトレーニングについてはいくらでもネット上にあり、私はネット記事やYouTubeを活用して自分でも手軽にできそうなものを選んで、暇を見つけては取り組んできました。今回は私が主に取り組んだ片手間でできるものを紹介します。 クラムシェル  これは朝一番に取り組んだトレーニング方法です。やり方は至って簡単。 横向きに寝て膝を開閉し、 中臀筋(お尻の横)を鍛えます 。その格好が二枚貝のような状態なので、クラムシェルと言います。腸脛靭帯炎は膝に痛みが出る症状ですが、腸脛靭帯と中臀筋は連携しており、中臀筋を強化し柔軟にすることで腸脛靭帯の負担を減らします。中臀筋...

パレットで造形遊び

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 今回は色をテーマにした造形遊びについて紹介します。  先日、ティッシュペーパーを使い切ったので、空き箱を潰そうとした際に、3歳の娘が以前にティッシュペーパーの空き箱をアレンジして恐竜の住むジャングルを作成したのを思い出したのか、「ジャングルを作る」と言い出しました。なので、以前同様、画用紙に絵具で着彩し、パーツを切り貼りしてジャングル作成に取り掛かったのですが、今回はそこから脱線し、パレットを利用した造形遊びに展開しました。  この造形遊びを通して、改めて造形教育について考えることがあったので、今回はパレットで造形遊びすることの学びとしての可能性についてまとめてみました。 三原色の混色を体験できる仕掛け  最初は制作の目的である空き箱のジャングル化に向けて、箱と画用紙に直接絵具を出して筆で色を塗り広げるところから始まりました。多くの子どもは絵具を塗り広げるのが大好きで、私の娘も絵具を使う際にはいつも夢中になって色を伸ばし、混色ができることを楽しみながら着彩を進めます。   出す絵具の色は最初は赤・黄・青の色料の三原色にして、混色による多様な色の変化を経験できるようにするのがおすすめです。単色で塗りつぶすことが悪いわけではありませんが、色は自分で作ることができるということを遊びを通して認識を深められるよう、私は使う絵具に対する仕掛けの視点を大切にしています。 ただ、それ以外の絵具も使いたければ使えるようにして、色に対する創造と選択の機会を設定しています。  チューブから絵具をコントロールして出せるようになるまでは大人が適量を画面やパレットに出してあげて、子どもには着彩体験に集中的に取り組めるよう大人のサポートも必要です。私は子どもが自分で絵具を出せない時期のうちに充実した混色経験ができるよう、色をコーディネートすることが大切だと考えています。なぜなら、幼児が自分の判断で「三原色で自由に混色を作ろう」と考えるのは可能性として非常に低いためです。 三色あれば色んな色を作ることができるという原体験があることで、他の色を使う良さも分かるようになりますし、他の色を使う際にも混色で色を自在に調整するマインドセットによって幅広い色彩表現ができると思います。  このように、 子どもが単独では到達し得なくても、他者の支援や環境によって可能となることがあるということを心理学者のレフ・ヴ...

倉敷っ子美術展でワークショップを開催

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   2月7日に第40回倉敷っ子美術展の特別企画のワークショップ、「倉敷のゆるキャラをつくろう!」を開催し、私は中教研の役員としてイベントの運営を行いました。このイベントは小学校の図画工作部会と中学校の美術部会、そして倉敷市立美術館が協力して企画しました。  以前のブログでこのイベントの開催に向けた途中報告について紹介( ブログ内容のリンク先 )しましたが、内容は小教研で考えてもらい、実施に向けた準備は中教研で進めました。  結論から言うと、今回のイベントはとても良いものになったと感じています。参加された多くの子どもや保護者の方に楽しんでいただけた手応えがありました。また、このイベントを通して、改めて考えたり気がついたりしたことがたくさんあったので、今回レポートとしてまとめてみました。 倉敷のゆるキャラを発想する起点としての場所設定  倉敷のゆるキャラを考える上で大切にしたかったのが、そもそも倉敷とはどういう場所であるかをよく考える機会にすることでした。なんとなくゆるキャラを作成すると、イメージが被りやすくなり、ブドウや桃だらけになりかねません。しかし、倉敷にはたくさんの名所や有名な場所があり、こういったものから得られるインスピレーションを生かせば、多様なキャラを作成することに繋げられると考えました。  そうして考えたのが、ゆるキャラを写真撮影するための場所を工夫することでした。倉敷の名所を背景に、ゆるキャラを撮影するとなれば、発想段階で場所に合ったキャラを考えることにもなります。  ワークショップで制作をしている子どもたちの様子を見ていると、保育園〜小学低学年の児童は倉敷からイメージを膨らませてゆるキャラを作るよりは、自分の作りたいものを作るケースが多い印象でした。しかし、小学高学年の児童や中学生、保護者は倉敷との関連性をよく考えて制作されていて、制作に入る前に、どんな場所が用意されているか確認してから作ろうとする人もいました。  キャラクター制作を通して、倉敷の街について考え、表現の要素を引き出すことは、地元倉敷の魅力をこれまでよりもさらに深く広い視点で捉えることに繋がり、それが倉敷市民としての誇りであったり、地元愛にもつながると思います。そういう意味で、非常に意義のあるワークショップになったと感じています。 材料の充実   今回利用した粘土はモデリング...