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SlidoとGoogleのツールの掛け合わせで手軽にインタラクティブなミーティングや研修会

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   今回は Slido というイベントやプレゼンテーションなどの場でインタラクティブな参加体験を実現するためのオンラインプラットフォームについて紹介します。これとGoogleのツールの相性が非常に良く、ミーティングや研修会で有効活用できると感じています。  今学校現場では夏休みということで、たくさんの研修があると思います。Slidoはとても便利でスマホ一つあれば手軽に利用できるので、特に研修会を企画する立場の方には利用してみてほしいです。私もこのアプリケーションについて知ったのはつい先日のことでしたが、早速使ってみて、その有効性に感動しました。  今回はGoogleのツールとの掛け合わせでSlidoを使いやすく、発展的に活用する方法について説明します。私自身、まだこのツールはビギナーで勉強中ですので、もし内容を読まれて改善点などより良い利用方法がありましたら教えていただきたいです。 Slidoの主な機能 1. Q&Aセッション:オーディエンスは、プレゼンテーション中に質問を投稿することができます。他の参加者がその質問に投票して人気のある質問を上位に表示することができます。 2. 投票・アンケート:プレゼンテーション中にオーディエンスに対して投票やアンケートを行うことができます。リアルタイムで結果が表示されるため、参加者とプレゼンターの両方がデータや意見を迅速に共有できます。 3. フィードバック:イベントやプレゼンテーションの参加者は、Slidoを使用してプレゼンテーションの内容やイベント全体に対するフィードバックを提供することができます。 4. クイズやゲーム:Slidoを使って参加者との間でクイズやゲームを楽しむことも可能です。これによって、参加者にとってアクティブで楽しい研修になる可能性が高まります。  以上のような機能を持っているSlidoは、ウェブブラウザやスマートフォンアプリを通じて手軽に利用できるため、オフライン・オンラインを問わず、さまざまなイベントで活用されているそうです。 Google MeetやZoomとの使い分け  SlidoはGoogle MeetやZoomと違い、ビデオ通話としてのツールではなく、主催者と参加者のインタラクティブなやり取りに特化しています。MeetやZoomはビデオ通話ゆえにスマートフォンでチャットを使いにくかっ

アクティブに夏バテ対策

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   夏休みに入り、多くの子どもや教師はウキウキ気分になっている7月の下旬ですね。そんな気分に浸れるのも束の間で、気がついたときにはお盆を迎え、「もう2学期開始か・・・」となる人がほとんどかもしれませんが、8月下旬を迎える際に「今年の夏休みは最高だった!2学期開始に向けて意気揚々!」となれるようにしたいものですね。  最近は酷暑が当たり前になってしまった日本ですが、それに伴って夏バテも起きやすくなっていると思います。 リンナイ株式会社の調査 では5月ごろから夏バテの人が増え始め、8月にピークを迎えるとのことですが、なんと梅雨が明ける7月中旬までに約4割の人がすでに夏バテモードに入っているとのことで、夏バテが深刻な状況になっていることは間違いなさそうです。  そんな夏バテモードで夏休みを思いっきりエンジョイできるはずもありません。もちろんこういった夏バテ対策として健康的な食事と水分補給、適度な運動、睡眠があげられることは耳にタコができている人がほとんどだと思います。そのようなことは当たり前のこととして、今回は私が実践している少々ワイルドながら、合理的でもある方法を紹介しますので、良かったら実践してみてください。 ランニングと冷水シャワーとプロテインで完璧!?  シンプルですが、ランニングと冷水シャワー、プロテインが揃えばかなりの夏バテ対策になると考えています。ランニングは朝夕の涼しい時間帯がおすすめですが、昼間であれば数キロ程度のショートランにするのも良いでしょう。この時期は1キロを全力で走っただけでも汗が爆発的に出てきます。極上のサウナ体験と汗を爽やかにリセットしてくれる冷水シャワーが待っていると思えば気持ちよくランニングに出かけられます。ただし、当たり前のことですが、夏場に長時間の激しい運動は極めて危険なので、あくまで短時間の運動に止める必要があります。  ランニングに行くためにはそもそも体のコンディションがある程度良くないとランニングしようとも思えないので、暴飲暴食を避けて健康的な食事をすることが前提になりますが、ランニングが習慣づけば飲み会の次の日でコンディションが少々悪くてもランニングに無意識的に出かけてしまいます。 こうしてランニングをして心肺機能を向上させ、運動と日光の刺激によってミトコンドリアを活性化すれば、エネルギッシュな状態を維持できるため、夏バテ

「成績」よりも「実績」

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  最近、私は 「成績」よりも「実績」を大切にして学習活動に取り組めるようにすることを教科指導のマインドセットの一つにしています 。今回はなぜ成績よりも実績を重視する必要があると考えているのか私見ではありますが説明したいと思います。 「成績」と「実績」はどう違う?  「成績」と「実績」、どちらも同じようなものとして思われているかもしれませんが、本質的に異なるものであると考えています。これらの言葉の違いについて今回は深掘りしませんが、一般的によく使われる成績という言葉は、特に学校において生徒が授業や試験においてどれだけの知識や技能を獲得し、それをどの程度理解・適用できるかを示すものです。成績は通常、グレードや評点として表され、特定の基準に基づいて評価されます。これに関する例はわざわざあげる必要はありませんね。テストの点数や通知表の評定でほとんど全ての人が成績というものを少なからず意識して学生時代を送ってきたことでしょう。  これに対して、実績は実際に達成された目標や成果物、結果を示すものです。実績は定量的な数値や具体的な成果物、賞などで測られることもありますが、個人の能力や組織のパフォーマンスを評価するために使用され、成功や努力の結果を反映します。例えば、生徒会活動で校則を見直して変更したり、ボランティア活動などで地域に貢献したりといったものがあげられます。部活動で部長を務めたり、選抜メンバーとして招待されたりするというのもよくある実績の例ですね。 特定の基準に基づいて評価される「成績」 成功や努力の結果が反映される「実績」  「実績」が大切であると考えている私ですが、決して「成績」が不要であるとは考えていません。成績は目標として分かりやすく、努力を生むきっかけにはなります。しかし、成績の問題点は誰かとの比較になりやすく、成績を競い始めるときりがありません。その一方で、予めつくられた基準に基づいて評価されるゆえに限界が生じやすいという面もあります。いくらマニアックに歴史の勉強をしたとしても社会のテストでは100点満点以上の成績は取れませんし、全統模試で全国1位になったからといって、世の中に大きく貢献する偉業を将来成し遂げるかどうかはその後の努力次第です。  それに対して、「実績」は評価される対象であるだけでなく、それを糧にして次のステージに発展的に進んでいくという現象

レタリングで遊びながら学べる授業デザイン

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 今回はレタリングの授業について私が実践しているものを紹介します。今年は中学1年生の授業を3年振りに担当していて、新学習指導要領、GIGAスクール構想バージョンで初めて臨むレタリング関係の授業となり、以前のものから大きく授業デザインを変更しました。   実際に授業をやってみて、これまでのレタリングの授業ではできなかったようなレベルの学習活動ができたので、要点をまとめてみました。 やめて良かった明朝体とゴシック体の一斉指導  これまで一般的だったレタリングの授業は「永」の字を活用して明朝体やゴシック体を書きながら学んだり、その他にもローマン体やサンセリフ体というものがあるということを知識的に知る程度のものが多かったと思います。そういう私も旧学習指導要領、GIGAスクール構想前の時代にはそのような授業でレタリングについて学び、ポスターなどに活用できるようにするというのを当たり前のものとして考え、授業実践してきました。  「永」の字は「永字八法」と呼ばれ、これを明朝体やゴシック体で書けるようになれば色んな字に応用が効くということで、以前は一斉指導の形で永の字をゆっくりと丁寧に分かりやすく教えていました。グリッド入りの用紙を用意しておけば、ある程度正確に書きやすくなるため、これで多くの生徒が永の字の明朝体やゴシック体を書けるようになり、それなりに達成感も味わってもらえるのですが、この方法では永の字を書き終える頃には授業時間の半分が過ぎており、残り時間で自由に字を選んでレタリングをしても大して多くの文字が書けるわけではありません。鉛筆で文字のバランスを正確に取って、アウトラインを描いて、中を塗りつぶす。この作業自体がかなり大変です。  しかし、明朝体もゴシック体も字のバランスさえある程度取ることができれば、下書きせずに筆やマーカーでどんどん書いていけば短い時間で多様なバリュエーションのレタリングができます。形が正確かどうかは二の次にして「レタリングを意識して書く楽しさ」を授業という限られた時間で最大限に生かす上で、正確な形にあまりとらわれないことが大切です。筆で勢いよく書いただけでも書道になって格好良い字が生まれます。  このように鉛筆できっちり形を取って正確に描く方法以外にも様々な書き方があって、レタリングは楽しいものであることを導入の際に短時間でイメージできるようにすれば