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11月, 2022の投稿を表示しています

Googleスライドを活用した協働的な作品鑑賞

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 今回はGoogleスライドを活用した作品鑑賞について紹介します。最近は協働学習でGoogleジャムボートよりもGoogleスライドを活用することが多くなっています。生徒のICTリテラシーが向上すれば、スライドの方がジャムボードよりも多様で高度なことができるので、手書きが必要な時や匿名性を確保したい時以外はGoogleスライドが有効だと考えています。  今回紹介するGoogleスライドを活用した作品鑑賞の方法は美術の授業以外にも応用できることだと思います。説明に利用する画像は美術に関するものですが、説明内容自体は汎用性のあるものにしていますので、何か参考になるものがあれば嬉しいです。 Googleスライドで作成した雛形レポートと 共有スライドをGoogleクラスルームで配信 授業の前に準備するのは、 1.レポートの雛形になるスライド 2.レポートを共有するスライド  以上の二つです。  これらをGoogleスライドで用意してGoogleクラスルームで配信します。個人用のレポートは「各生徒にコピーを作成」で配信し、共有するスライドは「生徒がファイルを編集できる」の設定にするか、複数のクラスに同時配信するのであれば、予め作成したクラスごとの共有スライドが保存されているドライブを「生徒がファイルを閲覧できる」の状態で配信すると楽です。この場合、授業で協働学習する際に「共有」のところから生徒との共有設定を「編集者」に変えます。  配信の際にはルーブリックの設定もしておき、生徒が目標を持って取り組める手立てをしておくのも良いと思います。ルーブリックは指導と評価の一体化の面でも重要な役割があるので、Googleクラスルームで課題配信する際は基本的にルーブリック付にしています。 各自でレポート作成  美術の授業では作品鑑賞の時間がありますし、その他の教科でも各自でレポートを作成する時間は最近多くなっていると思います。私は レポート作成の際には何についてまとめるのかをある程度方向付けることが大切 だと考えています。生徒が困ってしまうケースとして、鑑賞したり、学習したりした後に、「自由にまとめなさい」という指示だけ出して、レポートを作成させるというのがあります。私自身、大学生になって、それまでの問題を解く課題から、いきなりレポートでの課題提出が主となって、どういったものがレポートかも

美術室の机を手軽に劇的アレンジ

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  今回は私が普段使っている美術室の環境改善のために机に加えたアレンジを紹介します。とても手軽な方法ですが、劇的なアレンジとなりました。 コンパネを机に乗せ、ズレ防止のストッパーを設けるだけ  今回利用したのはコンパネ(1820mm × 910mm × 10mm程度)と油性ウッドステイン、ウレタンニスです。この作業机のアレンジはずっとやりたいと考えていましたが、コロナの流行状況から感染症対策で向かい合わせでの作業は回避しなければいけなくなるなど、アレンジに踏み切るには良い状況ではありませんでした。しかし、国がまん延防止などの制限を出さない方針であることや、感染予防に対するある程度の緩和も見られたので、やるなら今だと思い、アレンジを実行しました。  最初はコンパネや塗料を学校の予算から出してもらおうと考え、管理職と交渉を開始しましたが、あまり予算に余裕がないということで、校内に余っている木材や塗料を探してもらいました。その結果、幸運にも必要としていた9枚のかなり厚みのあるコンパネが余っているということで、早速頂戴し、表面をヤスリがけして綺麗にして授業での実用を始めました。 管理職に提案してアレンジが完了するまで2日しか掛からなかったのが嬉しい誤算でした。やりたいと思ったことがあればとりあえず何でも相談してみるものです 。 作業机が一応セットできた状態。教室の風景が劇的に変わりました。  コンパネを机の上に乗せただけだと、当然すぐにズレてしまうので、コンパネの裏面にはズレ防止のストッパーを木片で設けています。これで長辺のズレは防げるので、短辺がズレても少しコンパネをズラすだけで元に戻せます。 塗料を塗ったら本格的な作業机に変身  ニスなどが塗られていないただのコンパネだと汚れがつきやすく、傷みやすくなるためニスやウッドステインを塗りました。これをするだけでかなりの高級感が出ます。  木目がしっかり出ているものはウレタンニスを塗るだけにして、あまり木目が綺麗ではないものはウッドステインを塗った上からウレタンニスでコーティングしました。ニスやウッドステインの力は偉大ですね。全く見え方が違ってきます。  コンパネの一つはペンキが塗られたものだったので、この上から油性ウッドステインを塗ったら・・・案の定ペンキが溶けて色が激しく混ざりました。これはこれで良い感じだったので、少しア

Googleスライドをジャムボード以上に協働的に活用

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   今回はGoogleスライドの協働作業における利便性と発展性について紹介します。協働学習でよく用いられているのがGoogleジャムボードだと思いますが、使い方によってはGoogleスライドはジャムボード以上に利便性が高く、圧倒的な発展性を持っていると言えます。  ICTに慣れていく段階ではジャムボードは直感的に使えて子どもたちにとっても扱いやすいです。授業でのICT利用でジャムボードから始めたという先生も多いのではないでしょうか。私もそうでした。 Googleジャムボードの弱点とGoogleスライドの利点  ジャムボードは簡単に使える反面、発展的に用いる上での弱点があります。例えば、 ◯写真を同時に複数枚アップロードできない ◯リンクの機能が使えない ◯付箋の形、文字のサイズ、色の選択が限定される ◯コピー&ペーストが同じジャムボード上に限られる ◯他のアプリケーションとの互換性が低い(画像ファイルやPDFに限られる)  といったものが挙げられます。  これに対して、Googleスライドをジャムボードのように活用するメリットは、 ◯多様な図形を組み合わせたり、テキストを自由に編集できるため、シンキングツールを手軽に作成できる。ダウンロードで画像にすれば、背景設定にも活用可能。 ◯リンクを埋め込むことが可能なため、内容をより詳細に説明したり、参考にできる資料を埋め込んだり、共有できる。 ◯コピー&ペーストなどの機能が不自由なく使える。画像を複数同時にアップロードすることも可能。 ◯図形ツールにテキストを入れることもできるため、ジャムボードの付箋のように活用できるだけでなく、形や色も自由にアレンジ可能。 ◯協働学習や作業をしながら資料として発展することに加え、他のアプリケーションとの互換性も高い。  このように、Googleスライドにはたくさんのメリットがあります。ジャムボードと比較してデメリットと言える部分は ◯手描きができないこと。 ◯操作するにはコピー&ペースト、トラックパッドの操作などICTの基本的な活用能力が必要。 ◯選択している部分に名前が露骨に表示されるため、注目されるのが苦手な人は協働作業に参加しにくくなる。  以上のような部分が挙げられます。  道徳の授業のように気軽に意見を出す状況が求められるのであれば、Googleスライ

秋は山登り&山頂でのリフレッシュタイム

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  今回は完全に私の趣味である山登りについて記事を書きます。山登りが趣味と言っても、私は決して登山家というわけではなく、単純に山に登るという行為が好きなだけです。むしろ、山頂でコーヒーを飲みながら読書したり仕事に関することをするのが山を登る第一の目的となっています。 山を登ること自体もとても楽しく気持ちの良いものなのですが、山頂で美しい景色を眺め、美味しい空気を吸いながら読書したりコーヒーを飲んだりすることで大変リフレッシュすることができます 。 山登りというマインドフルネス  最近瞑想などマインドフルネスに関することが流行っていますね。私も普段思いっきり働いてオンの状態になっている時間が長いからこそ無心になって心をリフレッシュする時間を大切にしています。普段から瞑想もしていますが、それほど長い時間する余裕は残念ながらありません。その点、休日の山登りはまとまったマインドフルネスの時間を与えてくれる貴重な時間となっています。  私には大好きな山があります。それは福山(標高302M)という総社市と倉敷市の境目にある山で、この山にはかつて福山城がありました。この山は初日の出のスポットとしても人気があるのですが、普段から登っている人も多いです。  この山の魅力は普通の山道のコースだけでなく、山頂までひたすら階段で登るコースがあるということです。階段コースは早く登れる代わりに大変しんどいです。私はこの階段コースのことを自分の中ではマインドフルネスコースと勝手に名付けています。  この階段コースにはたくさんの休憩場所が用意されています。大体30分ぐらいで登り切るコースですが、休まずに途中駆け上るなどすれば15分を切ることができます。階段を振り返れば麓の景色が綺麗に見えて、これはこれで素晴らしいのですが、 ひたすら階段と自分の呼吸に集中して無心で登り続ける のもオススメです。これをしていると、ランニングをしている時以上に心拍数が上がり、激しい呼吸を繰り返すことになりますが、山の中なので吸い込む空気が美味しすぎて苦しさをある程度忘れることができます。10分以上深呼吸を続けていると考えたらメンタル的にも非常に良いのではないかと思います。もちろんエクササイズという面でも10分以上の有酸素運動となるので、健康面での有益性はあると思います。  ただ、体にとってベストを目指すのであれば10分