家の解体廃材でリメイク②
今回は以前に紹介した家の解体廃材を利用したリメイクの第2弾です。リメイクやリユースは普段から色々と行っていて、解体廃材をだいぶ消化できていますが、今回は1時間そこそこで作成できて、それなりに様になるものを作ることができたので紹介します。 今回は美術室で生徒が自由に読める本を保管・展示する本棚を作成しました。日曜大工としても簡単にできるものなので、もし興味があれば作成してみてください。 以前に書いた掲示板の内容についてはこちらから 家の解体廃材でリメイク① 主に薄い板を利用して本棚を作成 今回利用した廃材は薄い板で、元々家のどこに使われていたかも分かりませんが、埃まみれの裏面に比べると表面はニスで加工されているので、この面を活用すればそれなりの本棚(表紙が見えるタイプのもの)ができると考えて作成しました。 板だけでは自立するものにならないので、使えなくなった古いイーゼルのパーツを利用してボンドと釘で板に固定しました。 ここまでで作成開始してから20分程度です。木材の切断は電動糸鋸機を使って切断面を少しやすりがけしました。 表面には本を置くための出っ張りを裏面から釘打ち(ボンドも使用)しました。美しさで考えたら継手という手段もありますが、授業の空き時間ということもあり、すぐにできる方法で作成しました。生徒には手軽にDIYを楽しんでほしいので、「短時間で簡単にできる、且つそれなりに良いもの」を身近に触れられるようにすることが大切だと考えています。 本は美術に関連性を持たせつつも少し変わったテイストで 美術室に置く本なので、画集であったり、実技書であったりというイメージがあるかもしれませんが、ここではあえてそういう美術ど真ん中系の本ではなく、美意識に関連するものを選択しています。例えば、日本の絶景と言葉を組み合わせた本であったり、日本の各地の工芸に関するものであったりと、直接授業の課題に役立つようなものよりは、生活と美術の関連性を重視したものを置いています。365日シリーズは結構人気で、生徒は自分や友達、私の誕生日を聞いてはページを開き、景色や言葉を味わっています。 これまでは本棚がなかったので、机の上に無造作に置いていたのですが、本棚があると全く違った景色になりました。ちなみに本棚の手前にある造花は、以前に休日にワークショップを行った際、...