家の解体廃材でリメイク②
今回は以前に紹介した家の解体廃材を利用したリメイクの第2弾です。リメイクやリユースは普段から色々と行っていて、解体廃材をだいぶ消化できていますが、今回は1時間そこそこで作成できて、それなりに様になるものを作ることができたので紹介します。
今回は美術室で生徒が自由に読める本を保管・展示する本棚を作成しました。日曜大工としても簡単にできるものなので、もし興味があれば作成してみてください。
以前に書いた掲示板の内容についてはこちらから 家の解体廃材でリメイク①
主に薄い板を利用して本棚を作成
今回利用した廃材は薄い板で、元々家のどこに使われていたかも分かりませんが、埃まみれの裏面に比べると表面はニスで加工されているので、この面を活用すればそれなりの本棚(表紙が見えるタイプのもの)ができると考えて作成しました。
板だけでは自立するものにならないので、使えなくなった古いイーゼルのパーツを利用してボンドと釘で板に固定しました。
本は美術に関連性を持たせつつも少し変わったテイストで
美術室に置く本なので、画集であったり、実技書であったりというイメージがあるかもしれませんが、ここではあえてそういう美術ど真ん中系の本ではなく、美意識に関連するものを選択しています。例えば、日本の絶景と言葉を組み合わせた本であったり、日本の各地の工芸に関するものであったりと、直接授業の課題に役立つようなものよりは、生活と美術の関連性を重視したものを置いています。365日シリーズは結構人気で、生徒は自分や友達、私の誕生日を聞いてはページを開き、景色や言葉を味わっています。
これまでは本棚がなかったので、机の上に無造作に置いていたのですが、本棚があると全く違った景色になりました。ちなみに本棚の手前にある造花は、以前に休日にワークショップを行った際、参加者から頂いたものです。
これらの本は私の許可があれば自由に貸し出し可としています。学校の図書館と比べると冊数はあまりに少ないですが、気軽に見たり読んだりできる本なので、生徒にはたくさん利用してほしいと考えています。
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