すのこを活用した展示棚
今回はホームセンターなどで購入できるすのこを活用した展示棚について紹介します。すのこはとても便利で、布団の収納に使う本来の利用方法以外に、DIYで様々なものを作ることができます。
すのこを使ったDIYは特にすのこに加工を加えなくても組み合わせて接着剤や釘・ネジだけで棚などを作ることができ、しかも見栄えもするので、DIY初心者の方にも手軽にできるのでおすすめです。
すのこをベースに塩ビ板で展示棚
すのこが5枚あれば2段の棚ができます。強度を上げたい場合は、6枚使って水平の板がたわまないようにします。棚を作るのであれば、すのこの出っ張りの部分を釘やボンド、ネジなどで固定するだけでできます。仕上げにペンキを塗っても良いでしょう。
今回作成したのは美術作品の展示棚で、1月末から2月上旬にかけて倉敷市立美術館で開催される倉敷っ子美術展に出品する生徒作品用のものになります。展示する作品に合わせて形を変えられるよう、2段目のすのこは接着剤や釘で固定せず、取り外し可能にしました。
普通の棚であれば、すのこだけでできますが、作品用の展示棚の場合、作品に触れられないようにする必要があります。美術館の展示ケースはガラス製のもので覆われていますが、ガラスは高価な上破損した際に厄介なので、代わりに塩化ビニール板を取り付けました。
毎日展示に使うのであれば、塩化ビニール板は劣化して作品が見にくくなるため不向きですが、展示期間が短いことや、展示作業で学校と美術館を移動し、持ち運びしなければいけないことを考えると、塩化ビニール板、もしくは少々コストは上がりますがアクリル板が良いと思います。ちなみに、今回用意した塩ビ板は900×1800のもので、5,000円程度のものを2枚購入しました。
塩ビ板のすのこへの取り付けはネジで行い、学校から美術館など距離のある移動をする際には、すのこから塩ビ板を外せるようにしています。美術室の中で移動するぐらいであれば、塩ビ板をつけたまま棚を持ち上げても大丈夫です。
色々アレンジして最適解を探す
ベースの形をそのまま使っても良いですが、できれば展示棚をより格好良くして、さらに機能性も高めたいところです。なので、色々と展示棚の形について模索をしてみました。
最初にやったのが、2つの棚の間のスペースを他の板で埋めるという方法。これ自体は格好悪いわけではありませんが、これでは光が遮られて、作品を見るには暗すぎる状態になるため不採用。
次に試したのが、塩ビ板を上に被せて光を通す形です。これは上手くいって木の板を置いた時より明らかに明るくなりました。さらに、作品を置く場所に黒画用紙(白の画用紙に黒のスプレーで着彩したもの)を敷いて作品が映えるようにしました。
シンプルな見かけですが、すのこの直線的なデザインによる構成で無駄のない綺麗な展示棚になったと思います。
今回はお見せしませんが、作品を展示してみてちょうど良い感じになったので作品展が楽しみです。普通なら長机(450×1800)2脚の上に作品を置く(立体作品は盗難防止のためなるべく何かで囲うよう推奨されています)のですが、展示棚を使うことで、たくさんの作品を出品することが可能になりました。この棚も普段は作品保存で利用する予定なので、大事に使いながら、展示の機会で本領を発揮させたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。今回はすのこを活用した展示棚について紹介しました。展示棚でなくても、すのこで棚を作ったり色々なものをDIYで作成できるので、今回の内容で興味を持ってもらえたのであれば嬉しいです。
それではまた!

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