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7月, 2026の投稿を表示しています

夏(休み)に行いたいネガティブ・ケイパビリティを伸ばす活動

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 夏休みが始まって早くも1週間が経ちました。私はこの1週間に岡山県総合体育大会、三者懇談、中教研の研修、午前ソフトテニス部・午後美術部の活動のためほとんど休みがない生活を変わらず送っています(苦笑)。  今日は仕事が入っていないので、久しぶりにゆっくりする時間が取れて夏休みらしい生活を少しは送ることができています(土日に休むのは普段と何ら変わりがありませんが…)が、やらなければいけないことは学校の通常の業務以外にも色々とあるので、寸暇を見つけてこうしてブログを書いています。  なかなか休む暇もないぐらいに忙しい夏休みではありますが、それでも普段に比べると多少は自分のやりたいことにも取り組めるということで、今回は夏に行いたいネガティブ・ケイパビリティを伸ばす活動について考えをまとめてみました。ネガティブ・ケイパビリティとは「すぐに答えを求めず、困難なことや不確実なことに耐えて、粘り強く考えたり、行動したりする力」のことで、VUCAと呼ばれる現代の状況において、非常に大切な力として認識されるようになってきました。私の勤務校でもネガティブ・ケイパビリティを大切にした教育に取り組んでいこうとしています。  私は普段の教育活動や自分自身の生活から、ネガティブ・ケイパビリティを伸ばす機会や環境を充実させることが大切であると考え、教材研究や部活指導、日々の習慣づくりに反映させてきました。  今回まとめる内容は教育活動だけでなく、普段の生活にも生かせることが多いと思うので、参考にできるものがあれば幸いです。 1 心身を健康に保つ適度な運動  夏休みは普段よりも職場にいる時間が短いため、運動をする時間を増やすことができます。私は以前にもブログで書いたことがありますが、夏休み期間はランニングに出かけやすくなるため、1年間でも一番走行距離が伸びる時期です。夏にランニングするのは率直にハードですが、家に帰ったら冷水シャワーで汗を気持ちよく流したり、心地よいエアコンの部屋が待っていることを考えたりすると、辛いランニングにも耐えることができます。ランニングをしている最中はひたすら苦しさと戦うのみですが、いつかこの苦しさから解放されて快感が得られると思うと、無心で走ることができますし、案外あっという間に予定していたランニングを終えることができます。ちなみに、私は比較的涼しい朝であればランニングの...

美術室の環境改善 〜新天地での1学期を終えて〜

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 あっという間に1学期が終わり、まだまだ新しい職場での業務、授業に適応中という状況ですが、少なくとも4月当初よりは自分にとって働きやすい環境になってきました。  4月からの4ヶ月弱で美術室の環境改善にかなり取り組んで、前任校で行った生徒の学びを促進する学習空間になってきたと手応えを感じています。  今回は1学期の間に行った美術室のアレンジをまとめました。参考になるものがあれば幸いです。 教室のドアの装飾  美術室のドアの装飾は前任校でも行ってきました。美術室らしい出入口にして、美術の時間がクリエイティブで楽しい、特別な時間を送れる場所であることを生徒に感じてもらえるようにしています。  装飾方法はシンプルで、教室の内側は赤・紫・青・黄色の系統の花を拡大した写真とクローバーの写真を規則的に配置しました。外側は和柄と北欧柄を並べています。レーザープリンターで印刷した写真をUVカットのラミネートフィルムで加工しているので、色褪せに強いものにしました。  この装飾をする前は青のプラダンボールと布テープで通気口がカバーされていて、美観に大変な問題が生まれていました。このカバーは虫の侵入を防ぐために全ての教室に施されているものですが、そもそもこれでカバーするにもテープが外れている状態で不十分な固定状態だったので、機能面でも役割を果たせているとは言い難い状態でした。 植物と模様で美観を整えつつ、通気口もカバーする装飾を行うことができたので、用と美の面で劇的に改善できたと感じています。 美術室の看板  美術室の表示は元々オーソドックスなアクリルタイプのものが備え付けられていましたが、普通な感じでは美術室らしくないので美術室に大量にストックされているダンボールを活用して作成しました。  パレットをモデルにしてグラデーションと混色が意識しやすいデザインにしました。  美術部の看板も教室入り口に貼り付けられています。とてもチープな感じなので、美術部員に新しく作る提案をしましたが、「このチープ感が逆にいい!」という意見だったので、そのままにしています。 スペースを拡張するダンボール机  美術室に元々あった袖机が小さく、あまりものを置けない状態だったので、これまたダンボールで机を拡張しました。作りは至って簡単。ダンボールを二重に重ねて筋が縦横で交差して強度を強めたものを袖机の上に被せ...

作品乾燥棚を用と美の面で改良

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  今回は美術室の乾燥棚に施している工夫について紹介します。以前にも前勤務校で乾燥棚のアレンジについて記事を書いたことがありますが、今回は今年から勤務している学校の乾燥棚で行ったアレンジについて書きました。  以前の記事について気になる方はこちらのリンクから読んでください。   乾燥棚に展示棚としての役割を持たせる  乾燥棚は毎日使うものゆえに、使い勝手が悪かったり、美術室にあるものとして機能を生かしきれていなかったりするのは勿体無いことだと私は思います。ちょっとした工夫で使いやすさと美しさという、「用と美」の面でアップグレードすることが可能になります。 乾燥棚×グラデーションのカバーで風による落下防止  これは必要に迫られて行ったアレンジになります。今年から勤務している学校の美術室の乾燥棚が教室入り口付近に設置されており、風の影響で乾燥棚から作品が飛ばされることがしばしば起きていました。そうならないように、側面には布でカバーをしていた(私が来る前からポリエチレンボードで塞がれていました)のですが、それでも裏側から風が通りやすい状態であれば紙が落とされることもありました。現状それ以外の場所に移動させることが難しかったので、策を考えた結果、背面もカバーするという考えに至りました。  ただ、何の工夫もなくその場しのぎのような加工で背面を塞ぐと、毎時間生徒はその手抜き工事を見ることになります。それは私としては受け入れ難い状況であり、毎時間生徒が見る場所であるからこそ何かしら美的な仕掛けを取り入れることにしました。  そこで思いついたのが、色画用紙を利用したグラデーションです。やることはシンプルで、紙を折り曲げてカッターやハサミで適当に形を切り抜き、シンメトリーな図柄を色画用紙に施したものをラミネート加工するだけ。あとはこれを色相の順番になるよう配置して乾燥棚に固定するだけ。所要時間は1時間程度でできます。  このカバーを取り付けて以降、作品が落下することはなくなり、機能性と美しさを兼ね備えた「用と美」を達成することができました。  ただ、唯一今回の改良で課題を感じたことがあります。それは空気が抜けにくくなったことで乾燥に少し時間がかかるようになったことです。この点については今後改良の余地があるので、ラミネートに穴を空けて空気が通りやすくするなど考えておきたいと思い...

岡山アート&クラフトプロジェクト ワークショップ開催に向けて

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 今回はワークショップ開催のお知らせを兼ねてブログを書きます。  昨年度、倉北アート&クラフトプロジェクトという組織を立ち上げ、福武教育文化振興財団の助成を得て勤務校の美術室で ワークショップを 1年間に3回開催しました。このワークショップでは学校の美術室を地域に開放し様々な画材や材料、道具で造形を楽しむことができるというものです。 今年もこのワークショップを継続すべく助成申請し、ありがたいことに3年計画で助成を得られることになったのは良かったのですが、まさかの転勤となって、組織と環境を立て直しすることとなりました。名称は岡山アート&クラフトプロジェクトで再出発です。  7月になり、ようやく転勤後のドタバタも落ち着き、美術室の環境も自分にとって望ましいものになりつつあるので、第1回ワークショップを8月8日(土)に開催することにしました!  今回はこの活動の紹介と意義について主に説明します。 誰でも参加できる造形ワークショップ  昨年度とワークショップのテーマは同じで、「誰でも休日の美術室で造形を楽しめる」という場を地域に人々に提供し、中学生や保護者、小学生や高校生、その他様々な人が造形を楽しみ、生活を豊かにする視点を育むだけでなく、造形を通じて参加者がつながりをもったり、学校と地域の関係を強めて、より良い教育環境を構築したりすることを目的としています。ちなみに、団体名は19世紀のイギリスでウィリアム・モリスが中心となって展開された「アーツ&クラフツ運動」を由来としており、美術や工芸の力で地域の人々の生活と心をより豊かにすることを目指しています。  今回のワークショップにご興味のある方はこちらのリンクからWEBサイトに飛んで参加申し込みができますので、是非岡山大安寺中等教育学校の美術室に遊びに来てもらえたらと思います。 岡山アート&クラフトプロジェクトWEBサイト  https://okayama-art-and-craft-project.my.canva.site/ 助成を受けることで可能になること  助成を受けることで様々な画材を始めとして造形に使える材料がたくさん用意できるようになります。これはワークショップで利用することが主な目的ですが、ワークショップのボランティアスタッフとして美術部の部員などに事前に材料に触れて参加者に指導ができる状態にするため、生徒にと...