岡山アート&クラフトプロジェクト ワークショップ開催に向けて
今回はワークショップ開催のお知らせを兼ねてブログを書きます。
昨年度、倉北アート&クラフトプロジェクトという組織を立ち上げ、福武教育文化振興財団の助成を得て勤務校の美術室でワークショップを1年間に3回開催しました。このワークショップでは学校の美術室を地域に開放し様々な画材や材料、道具で造形を楽しむことができるというものです。今年もこのワークショップを継続すべく助成申請し、ありがたいことに3年計画で助成を得られることになったのは良かったのですが、まさかの転勤となって、組織と環境を立て直しすることとなりました。名称は岡山アート&クラフトプロジェクトで再出発です。
7月になり、ようやく転勤後のドタバタも落ち着き、美術室の環境も自分にとって望ましいものになりつつあるので、第1回ワークショップを8月8日(土)に開催することにしました!
今回はこの活動の紹介と意義について主に説明します。
誰でも参加できる造形ワークショップ
昨年度とワークショップのテーマは同じで、「誰でも休日の美術室で造形を楽しめる」という場を地域に人々に提供し、中学生や保護者、小学生や高校生、その他様々な人が造形を楽しみ、生活を豊かにする視点を育むだけでなく、造形を通じて参加者がつながりをもったり、学校と地域の関係を強めて、より良い教育環境を構築したりすることを目的としています。ちなみに、団体名は19世紀のイギリスでウィリアム・モリスが中心となって展開された「アーツ&クラフツ運動」を由来としており、美術や工芸の力で地域の人々の生活と心をより豊かにすることを目指しています。
今回のワークショップにご興味のある方はこちらのリンクからWEBサイトに飛んで参加申し込みができますので、是非岡山大安寺中等教育学校の美術室に遊びに来てもらえたらと思います。
岡山アート&クラフトプロジェクトWEBサイト
https://okayama-art-and-craft-project.my.canva.site/
助成を受けることで可能になること
助成を受けることで様々な画材を始めとして造形に使える材料がたくさん用意できるようになります。これはワークショップで利用することが主な目的ですが、ワークショップのボランティアスタッフとして美術部の部員などに事前に材料に触れて参加者に指導ができる状態にするため、生徒にとっても有益です。以前には美術部以外でもボランティアに参加してくれた生徒がいて、そのような生徒は普段の美術の授業で材料を活用できるようにしていました。
普段は使うことがない材料を使って造形することは生徒にとって刺激的な体験となり、充実した学びになります。そういう状況が周りの一般的な生徒にも良い影響を与え、徐々に学校の中に文化が形成されていきます。画材専門店には多種多様な画材があり、商品を見るだけでも造形意欲が掻き立てられますが、行く人は専門的な人に限られているのが現実です。岡山や倉敷にはアムスという画材専門店があり、割と人がよく通る場所にありますが、そういったお店を知っている生徒はごくごく僅かです。ほとんどの生徒がホームセンターや文房具店で学校で使っている絵具や筆を購入しています。
せっかく良い画材専門店があって店に入れば造形意欲が大いに刺激されるのに、それが認知されていないという現状は非常に残念に思います。だからこそ、画材を取り揃え、自由に使える環境を人々に用意し、普段学校では味わえないような造形体験をしてもらえるようにしたいと考えてワークショップを行ってきました。要は美術に専門的に携わる生徒だけでなく、一般的な生徒や地域の方にも画材に興味を持ってもらえる仕掛けというわけです。
環境の改善にも助成が一役
今回転勤となって、美術室を造形活動する上で良い環境にするためにはやはり様々な材料や道具が必要となりました。学校の予算は1年単位で組まれるものなので、予算には限界があります。以前には学校が予算を組めないなら自腹を切るということもよくありました。それぐらい環境にはこだわってきましたし、できない状況を我慢して授業はしたくないというのが私の考えでした。しかし、助成金があれば自腹を切る必要がなくなります。必要なものがあれば備品になるような機械類は助成金の対象ではありませんが、それ以外のもの、例えば作品などを保管するケースであったり、木材であったり、そういったものが全て助成金で購入できます。美術室には収納できる棚が不足していたので、すのこを組み合わせて棚を作り、このスペースを有効活用できるようになったことで教室をより機能的に使えるようになりました。
福武教育文化振興財団の助成を受けるには
助成を受けるためには審査に通る必要があり、活動の目的について書類を作成する必要があります。書類の作成にはもちろん多少の労力が必要ではありますが、これによって活動が促進されることを考えると助成申請する価値はあると思います。
福武教育文化振興財団の公募助成について https://www.fukutake.or.jp/josei/
福武の助成は岡山県内の団体と個人に限られるものですが、このような助成は日本全国的に存在するので、もし何か活動したいけれども資金面で厳しいという状況でしたら助成を探ってみても良いと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。今回は私が運営する岡山アート&クラフトプロジェクトについて紹介させていただきました。このワークショップは誰でも参加できますので、ご興味があれば先着40名ですが参加していただけると嬉しいです!
ワークショップまであと1ヶ月少々。これから1学期の締めくくりになるので学校の業務は忙しいですが、少しずつ現在の勤務校で初のワークショップに向けて準備をしていきたいと思います。
それではまた1

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