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スタッドレスタイヤに履き替え

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 冬の季節になりましたね。私が住む岡山県の南部はほとんど雪が降らない乾燥した地域ですが、私の地元は京都府の北部で雪がしばしば降り積もるので、地元に帰る際に困らないよう、毎年スタッドレスタイヤに履き替えをしています。岡山ではスタッドレスタイヤを履いている人が少なく、いざ雪が降った時は自分がスタッドレスで武装していても結局周りがトロトロ走行をするのでほとんどメリットが感じられませんが、地元に帰る際のリスクと、部活動で県の北部に行くこともあるので、スタッドレスタイヤへの履き替えは必須という事情があります。  私はタイヤの履き替えはスタッドレスタイヤを購入する時以外は全て自力で行ってきました。もしかしたらタイヤの履き替えに対して面倒とか不安とか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、一回でも経験すればそれほど大したことではないと感じると思います。  私としては自力でする方がメリットが大きいと感じているからこそ継続して自力で行っています。今回は自力で行う場合に最低限あると便利なものと、お店でする場合と自力ではどれくらいコスパとタイパで差があるのかについてまとめてみました。よかったら参考にしてみてください。 クロスレンチさえあれば交換は30分程度で可能  車にはもともとタイヤレンチが付属していて、これがあればナットを抜くことは可能です。しかし、普通のタイヤレンチは力が入りにくく、外しにくく締めにくいです。昔はこれでタイヤ交換していて、タイヤレンチに足を乗せてグイグイとネジを締めていましたが、まあこれが面倒で交換に1時間程度かかっていました。  しかし、クロスレンチを使えば、力が出しやすく、サクサクとナットを抜くことができますし、締めるのもスピーディーにできます。タイヤ交換を自分でするとナットが緩みそうで怖いという人がいるかもしれませんが、タイヤ交換をする際にナットが緩んでいたことは全くありませんので、ナットが動かなくなるまでしっかり締めれば問題はないと思います。ただ、 注意しなければいけないのが、一つナットを絞めあげたつもりでも、他のナットを締めると先に絞めたものが緩んでいるということはよくあるので、締め直しを必ず全てのナットに施し、緩みがない状態にします 。  クロスレンチは2000円程度で購入できます。このちょっとした初期投資でその後ナットのサイズが変わっても4種類のサイ...

画像生成AIのNano Bananaを使ってみて 〜改めて考える造形行為と造形教育の意義〜

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 GoogleのNano Bananaによる生成AI画像が話題となっていますが、皆さんは使われたことがあるでしょうか。私は以前からChatGPTやGeminiで画像生成を利用してきましたが、Geminiの画像生成機能として使えるNano Bananaを試しに使ってみました。  私はGeminiを無料版で利用しているので、Nano Bananaは少しの回数しか使えませんが、少し使って分かったのが、その機能の高さです。画像生成はこの数年で劇的にレベルがアップしているというのが実感です。  しかし、その一方で、やはりAIが苦手としていること、そしてそれゆえに美術教育の可能性として今後も大切にしていかなければいけないことが浮き彫りにもなったと感じています。  今回は、画像生成AIが広く使われる状態になった今だからこそ改めて見つめたい造形教育の意義について私なりに考察をまとめてみました。結局行き着くところはウェルビーイングなのかもしれません。  良かったら参考までに読んでくださると嬉しいです。 優秀ではあるが無難なNano banana  ChatGPTとNano Bananaに同じ質問をしてキュビスム風(ピカソの有名な画法)の富士山の絵を生成させました。比べるとNano Bananaのクオリティが非常に高いことが伺えます。 上はNanobanaan、下はChatGPT  最近はChatGPTよりもGeminiの方がチャットでも良いアウトプットを出してくれるので、Geminiが非常に便利なアプリとして成長していることが顕著になってきたと感じています。  そんな優秀なGeminiのNano Bananaに色んな生成をお願いしてみました。  まずは学校の画像をアップロードして、それをモネが描いた感じに加工するようプロンプトを入れてみました。すると、印象派らしい雰囲気の画像に見事に作り変えてくれました。  少々車の描写が硬いですが、全体的にはモネも驚くクオリティで描いてくれています。  印象派の表現は当時写実性の乏しさを揶揄されることがありましたが、そうは言っても、そこそこ写実的な表現ではあるので、こういう加工はAIにはお安い御用だったのかもしれません。  ここから写真と質問を変えて、ピカソのキュビスム風の表現にアレンジするようお願いをしてみました。  すると、ベースとなる画像をな...

家の解体廃材でリメイク②

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  今回は以前に紹介した家の解体廃材を利用したリメイクの第2弾です。リメイクやリユースは普段から色々と行っていて、解体廃材をだいぶ消化できていますが、今回は1時間そこそこで作成できて、それなりに様になるものを作ることができたので紹介します。  今回は美術室で生徒が自由に読める本を保管・展示する本棚を作成しました。日曜大工としても簡単にできるものなので、もし興味があれば作成してみてください。  以前に書いた掲示板の内容についてはこちらから  家の解体廃材でリメイク① 主に薄い板を利用して本棚を作成  今回利用した廃材は薄い板で、元々家のどこに使われていたかも分かりませんが、埃まみれの裏面に比べると表面はニスで加工されているので、この面を活用すればそれなりの本棚(表紙が見えるタイプのもの)ができると考えて作成しました。  板だけでは自立するものにならないので、使えなくなった古いイーゼルのパーツを利用してボンドと釘で板に固定しました。  ここまでで作成開始してから20分程度です。木材の切断は電動糸鋸機を使って切断面を少しやすりがけしました。  表面には本を置くための出っ張りを裏面から釘打ち(ボンドも使用)しました。美しさで考えたら継手という手段もありますが、授業の空き時間ということもあり、すぐにできる方法で作成しました。生徒には手軽にDIYを楽しんでほしいので、「短時間で簡単にできる、且つそれなりに良いもの」を身近に触れられるようにすることが大切だと考えています。   本は美術に関連性を持たせつつも少し変わったテイストで  美術室に置く本なので、画集であったり、実技書であったりというイメージがあるかもしれませんが、ここではあえてそういう美術ど真ん中系の本ではなく、美意識に関連するものを選択しています。例えば、日本の絶景と言葉を組み合わせた本であったり、日本の各地の工芸に関するものであったりと、直接授業の課題に役立つようなものよりは、生活と美術の関連性を重視したものを置いています。365日シリーズは結構人気で、生徒は自分や友達、私の誕生日を聞いてはページを開き、景色や言葉を味わっています。  これまでは本棚がなかったので、机の上に無造作に置いていたのですが、本棚があると全く違った景色になりました。ちなみに本棚の手前にある造花は、以前に休日にワークショップを行った際、...

造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会 大阪大会に参加して

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 今回は先日11月13日〜14日に大阪の保幼少中学校と美術館で開催された公開授業とドーンセンターで開催された全体会のレポートをまとめました。公開授業は日本橋小中一貫校中学2年生のデザインの授業を拝見し、全体会では保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の代表者による基調提案と教科調査官による講評、絵本作家の長谷川義史氏による記念講演が行われました。  2日間の参加で改めて造形教育の存在意義について考えを深めることができたので、内容をブログにまとめ、さらに考察を深めたいと思います。また、今回は大会前日の11月12日に 日本教育美術連盟全国理事会にも(なぜか代役で)参加し、2泊3日の長期出張となったので、大阪の街を少し楽しむ時間があったので、そちらについても少しお話ししたいと思います。 日本橋小中一貫校での公開授業と実践発表  本当なら写真も入れて詳しくお見せしたいのですが、撮影禁止だったので文章だけでまとめました。職場体験学習と美術の学習を連携させたステッカーのデザインに関する授業でした。また、公開授業の後には大阪の研究組織についての実践発表もありました。 公開授業 1. 職場体験と美術連携の可能性:学習を「自分ごと」にする仕掛け  総合的な学習の時間(キャリア学習の側面)と美術の「想いやイメージを形にする力」が見事に融合した教材でした。生徒が「自分ごと」として学習に取り組む姿が印象的でした。 ◯「社会とのつながり」が責任感を育む  生徒が学習を「自分ごと」として捉えやすくなっていた最大の要因は、美術で制作したステッカーを、お世話になった職場へ実際に届けるという出口が設定されていた点です。 学習動機: 職場への感謝やイメージをデザインに反映させようとする強い動機付けになります。 責任感の育成: 他者に届けるという行為は、生徒に「他者に対する責任感」を持たせ、デザインの完成度を高めようとする意欲を促します。  生徒さんたちが一生懸命に取り組んでいる姿は、まさにこの連携が生み出した教育効果の表れであり、大変感銘を受けました。 2. 「ゆっくり、じっくり」取り組む時間の価値  デザイン学習を短時間で「成果」として出す場合、ICT端末(GoogleスライドやCanvaなど)を用いたグラフィックデザインは効率的です。実際に私はグラフィックデザインの学習でICT端末...

テニスのポータブルネットの修復アイディア

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 今回は久しぶりに部活動関係の話題です。私は教諭になってから一貫してソフトテニス部の顧問をしてきました。美術部との掛け持ちも常にしていて、3年目までは美術部の主顧問、それ以降はソフトテニスで主顧問をしています。部活動の地域移行、地域展開が言われている中ではありますが、私自身は可能な範囲(きまりに則ってという意味)で部活動をしています。私にとっては美術教育と同じぐらい熱を込めて活動できるのがソフトテニス部の活動です。  今回は練習道具のポータブルネットの修復について紹介します。ポータブルネットを使えば練習場所を広げることができ、グラウンドに置けばラリーの練習もできるため、練習効率を上げることができる重要なアイテムです。私の勤務校は600人以上のそこそこ大規模校であるにも関わらず、テニスコートは2面しかなく、ほぼ同規模の隣の学校であれば大体3面以上あることを考えると、非常に限られた環境で練習をしていることになります。近くに市営のコートもないため、この限られた環境で部活動をするしかありません。この様な環境においてポータブルネットは非常に重要な役割を果たします。  ただ、このアイテム、それほど長持ちするものでもなく、毎日使っていると数年で使い物にならないような状態にまで劣化します。価格も2万円近くするので、生徒会予算の部費で安易に購入するわけにもいきません。なので、限られた予算で効果的に修復する方法について考えました。 塩化ビニルパイプとコンクリートスタンドの利用  劣化したポータブルネットはネットを引っ張るゴムが切れたり、ゴムの引っ張る力が弱くなったりで、ネットが垂れるようになります。これでは本来107cmあるネットの高さを考えると、練習になりません。  そこで、今回用意したのが塩化ビニルパイプ(1m)を2本と、旗を立てる際に使えるコンクリートスタンドです。合わせて3000円程度(コンクリートスタンドは良いものであれば1つ1500円ぐらいするので合計4000円程度)で準備できます。  塩化ビニルパイプにポータブルネットの鉄ポールを通し、ネットを引っ張るゴムが鉄ポールから抜けないようにした状態にしてネットを張れば本来のネットの高さにかなり近い状態に戻すことができました。ネットの両端は塩化ビニルパイプにちょうど被せられるようになっているので好都合です。  鉄パイプよりも塩ビパ...

原始人になったつもりで粘土造形

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   今回は粘土を利用した美術の教材を紹介します。 この授業では、原始的な造形体験を通して、既成概念から自由になり、美術の本質を感じ取ることを目指しました。 授業では5〜10分程度で制作できるものなので、スモールステップの教材としても取り組みやすいと思います。短時間で作品ができますが、造形の本質に触れやすい教材なので、おすすめです。 まずは美術史の流れを把握した上で造形の原点へ  粘土造形自体は10分以内にできるものですが、私はこの粘土造形の前に、簡単に美術史の学習に取り組ませます。内容は教科書に載っている美術史を簡略化したもので、原始時代から古代、中世、近世、近代、現代の日本と海外の代表的な美術作品のカードを用意します。それを時代ごとに並べ替えるエクササイズをした上で、答え合わせをしながら美術史の流れについて解説をします。並べ替えはグループワークで5分程度で行い、解説も10分程度で済ませます。美術史について詳しく学ぶのであれば、時間はいくらあっても足りませんが、流れを掴むだけであれば、割と短時間でいけます。内心はたっぷりと時間をかけたいところですが、時間対効果を考えると、知識は広く浅く(美術や社会で既習のものは確認を入れますが、それ以外は作者名や作品名にはほとんど触れません)、美術作品の意味や背景についてはなるべく深くという感じで取り組みます。  その上で、日本を代表するアーティストである岡本太郎について簡単に紹介し、彼が大きな影響を受けたものとして火焔型土器(縄文土器)を紹介します。 この流れは 一番最初のエクササイズで火焔型土器に触れ、そこから時代が進んで美術が変化していくことを学んだ上で、原始時代の造形の魅力について改めて考えることができる仕掛けにしています 。  美術がどういう存在であるかを考える上で美術史について把握することは大切です。そして創造の 原点である原始時代の造形について考えることは、美術の本質について迫ることを促します。 原始人になったつもりで粘土造形  粘土で造形を始めるにあたって、生徒には「原始人になろう」と言って粘土を渡します。現代社会には様々なものが溢れ、私たちは既成の価値や権威的なものに縛られた考え方をしがちです。そんな縛られた世界観で制作に取り組むと造形は必然的に制限されたものになってしまいます。そうならずに自由...

ハロウィーンのパンマグネット

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 今年のハロウィーンも例年のように"Trick or Treat"を言ってきた生徒にはお菓子ではなく達脇ベーカリー特製パンマグネットをプレゼントしました。毎年やっていることなので、パンがもらえることを知っている3年生が次々に"Trick or Treat"を唱えに来て今年も用意したものは全てなくなり、実家の達脇ベーカリーの宣伝をすることができました。  毎年やっていると、材料や表現方法が改善されて、昔に比べると質の高いものができるようになってきました。質感に拘ろうと思えば制作に多大な時間をかければ、より本物らしさを出すことも可能ですが、さすがにそこまで手間をかけて作る余裕もないので、短時間でそれほど負担なくそれらしいものを作る方法を考えてきました。  今年のものは樹脂粘土とアクリル絵具で作成し、 短時間で簡単に作れて質も高いものができる手応えを掴むことができましたので、制作方法を紹介します。 最初にベースの生地を作成  短時間で制作できるパンのマグネットですが、今年は効率よく作成するために仕込みの作業をしました。最初に(軽量)樹脂粘土にアクリルガッシュを混ぜて生地の色を作り、マグネットを入れて成形します。この状態でとりあえず粘土を乾燥させ、ひび割れがあれば残しておいた粘土を擦り込み、表面を整えます。サンドペーパーで軽くやすりがけすれば綺麗に形は仕上がります。  こうしてベースを作っておくと、この後にアクリル絵具で着彩する際に表面が固まっているため作業がしやすいです。 粘土が乾く前に着彩すると、粘土のひび割れを修復する際に着彩した部分にかぶってしまい、着彩した労力が無駄になります 。今年は1週間前から制作を始め、ハロウィンの2日前までしっかり乾燥させて固めた上で着彩しました。 アクリル絵具でパンの表情を再現    生地を着彩する際には不透明のアクリルガッシュを使ってしっかり生地を着彩し、仕上げで色を調整する際には透明のアクリル絵具を使って色に深みを持たせるようにしました。 アクリル絵具は透明度が高いため塗りムラが出やすいですが、だからこそ本物の完全に均一ではない色の調子を再現することが可能です 。  アクリル絵具は重ね塗りや盛り上げて描く方法に適しており、細かい質感を絵具自体で表現することも可能です。過去には砂を絵具に混ぜてボン...

面接マインドマップ

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 今回は面接練習の一環で取り入れているマインドマップについて紹介します。現在私は中学3年生を担任しており、面接の指導をする中で今回紹介する教材を思いつくに至りました。  マインドマップを活用した教材を作成しようと考えたのは、マインドマップによって思考のイメージ化が促進されることと、過去の自分自身の面接対策で手応えがあった方法であることを思い出したためです。  面接のトレーニングは自分自身と向き合い、思考が整理されたり、考えが広がったりする機会にもなると思います。これは講習会で発表したり、それに向けて実践研究をまとめたりする際に得られる感覚と近いものがあります。取り組んだ分だけ世界が広がり、やりたいことが明確化するためモチベーションが促進されるものであると個人的には考えています。  というわけで、今回は自らの世界観や思考を耕すことに繋げ、充実した面接トレーニングにするためのマインドマップの実践方法について紹介します。 ハウツーよりも自分が情熱を注げることのイメージ化  おそらくほとんどの人が試験や就職活動などで面接を受けたことがあると思います。ただ、面接に自信があるという人はあまり多くはないのではないでしょうか。かく言う私も、過去に教員採用試験で何度も面接で落とされた(と思われる)ことがあり、決して得意ではなかったと言えます。  何度も面接を受けていると、場慣れしたり説明が上手になって手応えのある面接を安定してできるようになるものですが、これを中学生に指導するとなると話が変わってきます。限られた期間で成果を出す必要があるので、面接で自分の考えをしっかりと伝えられるようにする指導が必要になります。  一般的に、中学生に対する面接指導では面接のテキストを購入してトレーニングに取り組みます。テキストには自己理解を深めるページや面接で聞かれそうな質問に対して一問一答形式で答える内容について文章を書き込むページがあり、面接の際の姿勢や気をつけるべきことが詳細に載っています。これらは面接の基本を押さえているので、知識として必要なことです。こういったことを手軽に確認できる面接のテキストは用意して損することはないと思います。  面接を上手に「こなす」ハウツーを参考にして日々トレーニングすれば、それなりに面接上手にはなります。ただ、これが面接トレーニングの目的であるとしたら少し勿体無い...

第2回 倉北アート&クラフトワークショップ

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 10月12日に第2回倉北アート&クラフトワークショップを開催しました。これは、今年から学校教育外で私が行っている「倉北アート&クラフトプロジェクト」という、福武教育文化振興財団の助成金を得て活動しているボランティアによる造形ワークショップです。第1回である前回は勤務校のPTA研修として開催しましたが、今回は保護者だけでなく、地域の方々にも参加していただけるイベントとし、中学生のボランティアにも加わってもらいました。  今回のブログではこのワークショップの振り返りと考察についてまとめました。 小学生から社会人まで計23名の参加者  今回の参加者で一番多かったのが小学生で13名、高校生からも1人の参加がありました。保護者の横のつながりによって倉敷市外から参加された方もおられました。 勤務校の同僚の教員からも親子参加が3組ありました。  今回も6月のワークショップ同様、勤務校でチラシを配布して参加者を募集し、一応Instagramでも宣伝しました。今回からは誰でも参加できるワークショップになったので、学区外からの参加も少しあり、活動の幅を広げることができたことは良かったと思います。  美術室の容量限度である30名ぐらいの参加者を目指していましたが、結果的に程良い人数で活動しやすい環境で行うことができました。午後は参加者が減り、スペースに余裕があったので1日を通して平均20名程度、午前と午後の合計で30名程度が利用する状況を目指していきたいと思います。 中学生のボランティア  勤務校の美術部員を中心にボランティアの募集を行い、13名(美術部11名、美術部外2名)が参加し、当日は運営の補助をしてもらいました。ボランティアスタッフには当日までにワークショップで使える材料や画材を部活動や美術の授業の際に使って作品制作するなど、経験値を得た状態で臨んでもらいました。こうすることで、ワークショップの参加者に手解きができる状態になり、多様なニーズに応えられるようにしました。当日は油絵やレジンなどでボランティアスタッフが活躍し、私の負担を大いに軽減してくれました。午前中は特に参加者が多く、七宝焼をしたい方がたくさんおられ、私はそちらの指導と作業補助に忙しい状況でしたが、ボランティアスタッフのお陰でなんとか乗り切ることができました。   ボランティアとして参加する場合、材料が事前に使える...