お手製の色立体
今回はお手製の色立体について作り方を紹介します。
色立体は美術を専門にしている人であればほとんどの人が知っていると思いますが、色の三要素(明度・彩度・色相)を図として体系的にまとめたものです。市販の色立体の値段は数万以上する高価なものですが、実は結構壊れやすい品でもあります。生徒が色立体を回そうとする際に負荷をかけるべきではない部分に力を入れて損傷させるというのが多いのではないでしょうか。私も過去に目の前で派手に壊された経験があります・・・。
そんな壊れやすい高価な品なので、普段は生徒が触れられない場所に保管することが多くなります。しかし、色立体は色を体系的に理解することを促しますし、その見た目もとても美しく、印象に残りやすいので、本当はなるべく生徒の目に触れやすいところに置いておきたいですし、ぐるぐると回して色の体系性について視覚的に感じてほしいのが本音です。
そのような状況から、ちょっとした閃きで色立体を自分で作ることができると思ったので、今回作ってみました。それほど難しいものではなく、ラミネーターと粘土があればできます。良かったら参考にしてみてください。
色の図をシンメトリーに配置
まずGoogleスライドやPowerPoint、Wordなど、アプリケーションは何でも良いので、色立体の図をシンメトリーに配置します。シンメトリーに配置することで、図を切り抜木、半分に折り曲げて両面が同じ色になります。
色立体を各色相に分けた図は色んなサイトに掲載されているので、それをコピーして使うととても簡単にできます。スクリーンショットが手軽なのでおすすめです。貼り付けた図を反転させればシンメトリーの図がすぐにできます。
この作業で注意したいのが、図の大きさです。色立体の図では純色でも彩度が高いものと低いものがあります。彩度が低いものは色の図の枠が少なくなりますが、枠が多い色相と図の大きさを同じに合わせると、枠の大きさが横向きに大きくなってしまいます。なので、彩度が低い色相の図をコピーする際には、彩度が高く、枠の数が多い色相の枠と同じ大きさになるよう調整する必要があります。
図を切り抜いてラミネート
シンメトリーの図ができたらカッターで切り抜いてラミネート加工します。ラミネートフィルムはUVカットタイプのものにすると、色が長持ちするのでおすすめです。UVカットのものはホームセンターではなかなか見つからないので、Amazonで購入しました。
ラミネートしたものを切り抜くと、かなり色立体らしくなってきます。
色を順番にホッチキス止め
切り抜いた図を色相順に一枚一枚ホッチキスで止めていきます。
今回作成した色相環は10色相のものなので、5枚組を2セット作成し、最後に一つにまとめます。一つにまとめる前に、図の中心部になるところを折り曲げ、折り目を付けておくと、最後に一まとめにして固定する際に角度をつけやすくなります。
ホッチキスの針は取れる心配もあるので、上からマスキングテープなどで固定しておくのも有効です。
開く角度を調整して両サイドを粘土で固定
最後に粘土の土台に色立体を固定しながら、各色相の角度を調整します。この際、どうしても隣り合う色が近づこうとして開いている角度が徐々に小さくなりますが、動かないように、粘土を色と色の間に挟んでおくと良いでしょう。あとは粘土が乾燥するのを待って完成です。
完成!と思いきや、まさかの明度が低い方を上側にしていることに気がつき修正・・・。とんだケアレスミスをしました(苦笑)
色立体は立つように土台を作りますが、天辺のところにワイヤーを取り付けて吊り下げて展示することもできるようにしました。生徒には是非ぐるぐる回して見てほしいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。今回はお手製の色立体の作り方について紹介しました。色立体を生徒に触れさせたいけどリスクが高すぎて難しいという悩みをお持ちの先生には是非おすすめですし、家庭での知育玩具としても良いものになると思います。
お手製ではありますが、それなりに見栄えもしますし、作るのは簡単なので、今回の内容で作ることに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
今後も買うと高価なものでも、お手製で十分に代替できるものを作っていくと思いますので、良いものができればまたブログの記事にしようと思います!
それではまた!


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