季節ならではの身近な美しい景色 水田編
今回は季節限定の私の好きな景色を紹介します。私は身近なところにある何気ない景色が好きで、そんな景色を散歩しながら眺めるのが趣味です。今回は水田の景色の美しさについて語ります。
私はランニングのついでにクールダウンも兼ねて散歩することが多く、カメラを携えて散歩することが少ないです。今回紹介する景色の写真の中には、ランニング後に散歩していて目に留まった景色を撮影するために、家に帰ってからカメラを持ち出して、わざわざ引き返して撮影したものもあります(笑)
写真にすると美しさが半減してしまうので、その魅力について伝え切れるかは分かりませんが、私のお気に入りの景色について語ってみようと思います。
水田に映るシンメトリーな景色
6月の中旬は苗植えの時期で水田に水が入ります。私のこの景色が大変好きで、水田に映し出される景色がシンメトリーな構図がとても美しいと感じます。
水田には苗が植えられ、真っ直ぐに整っており、これが透視図のような奥行き感を演出し、シンメトリーな構図に変化を加えます。この上下が同じようで絶妙に違う景色が見られるのはこの時期ならではであり、これが数週間後には水田の水が引いて緑でいっぱいになり、空と地面のコントラストの印象が強くなります。
こちらは稲が育つ7月8月の風景で、稲が風になびいています。動きのある景色で自然の美しさが演出された景色です。こういう景色も私は大好きです。
詩になる景色
水田には水鳥が餌を求めてたくさん集まります。白鷺もそんな水鳥の一種で、私は白鷺がアクセントを放ちつつ水田を悠然と歩く景色が好きです。
東山魁夷の『緑響く』という中学校美術の教科書にも使われていた作品がありますが、そんな作品を彷彿とさせるような白鷺と水田の景色。上の写真は、私がランニングを終えて歩いていた時に発見した光景で、この時はスマホとドリンクを小型のボディバッグに入れて遠くまでランニングに出掛けていたので、運良く撮影することができました。
自然は何も加工されていなくても美しい姿を見せてくれますが、時としてその美しさがさらにパワーアップする組み合わせが生まれます。そういう瞬間に出会えるだけでも少し幸せな気持ちになれますし、美術教育に携わる者として、そういう日常的な美しい瞬間に気がつき、美意識としてメタ認知する経験が大切だと考えています。こういう経験があることで、こうしてブログで言語化する機会につながりますし、教材を考えたり、生徒に指導する際の視点のネタにもなります。
今回は水田の美しさについてお話ししましたが、水田以外にもいくらでも美しい景色はありますし、季節ならではの趣ある姿を見せてくれます。身近な自然の美しさに目を向ける時間を大切にしたいものです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。今回は季節ならではの身近な美しい景色についてお話しさせていただきました。
私は名所を観光することも好きです。しかし、こういった身近なところにいくらでも美しい景色があり、お金と時間もかからない割に、大変良質な美的体験ができるので、少しでもたくさんの人にこういう身近な美しいものに目を向けて、日常の楽しみの一つとして価値を感じてもらえたら嬉しいです。今回は水田について扱いましたが、また別の景色でお話しできるものがあればブログで書きたいと思います。
それではまた!
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